12/28: ハワイコナ、まだあります!
Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
ここ数年の当店の年末恒例となりつつある「ハワイコナ・エクストラファンシー」ですが、おかげ様で今年もたくさんのお客様にご購入いただくことができました。ありがとうございます!
高い値段の豆を売るということは、臆病な私にとっては、実はとっても悩ましい問題です。その価格に見合った味を、お客様が感じ取ってくれなかったならどうしよう・・・という恐怖感に襲われるからです。
マンデリンやエチオピア・モカのように、個性の強い味というのは、味の特徴があるぶんだけ味の説明がしやすい豆です。でも、ハナイコナの雑味のないクリアなキレは、言葉で言い表すのは非常に難しい。コナ地区のコーヒーはとても香り高くて、甘みもあって、クリアな味だというように、たくさんの良い点が挙げられますが、じゃあ価格に比例して、すべての要素が「倍」の味覚があるのかと言われれば、それらは決して絶対的な数では表せないモノですから、そこが非常に難しいワケであります。
だから、毎年ハワイコナを販売する時は、「皆さんに気に入っていただけたかな?」という思いが、他の豆にも増して強くなってしまうのです。でも今年も、「この爽快さは素晴らしいですね」と言って、購入された翌日にまたご来店いただいたお客様がいたり、年々ご予約される量が増えてきて、今年は500gも予約される方が結構いたり、お客様ご自身の舌で判断していただいた結果が目に見えるようになってきて、少しはホッとしているところです。
今日ご来店いただいたお客様も、「本当にスッキリしたコーヒーですね。はじめて主人から”今日のコーヒーは美味しいね”と言われました」と言って喜んでおられました。きっとそれは、奥様が愛情を込めて毎日淹れるコーヒーの積み重ねがあってこそのものだと思います。それに当店の焙煎したハワイコナが、ちょっとばかりのプラスアルファをすることに協力できたのであれば、そんな嬉しいことはありません。
たかがコーヒー、されどコーヒー。
いろんな人のいろんな味覚があって当然の世界。その奥深い世界の扉を少しずつ開けていくためには、臆病になることなく、しかし驕ることなく、挑戦を続けるしかないと思っています。
「美味しかったヨ」の笑顔に後押しされれば、来年もきっとハワイコナに再会できると信じています。
*年内販売予定分がまだ若干残っています。ご希望のお客様はお早めに!
高い値段の豆を売るということは、臆病な私にとっては、実はとっても悩ましい問題です。その価格に見合った味を、お客様が感じ取ってくれなかったならどうしよう・・・という恐怖感に襲われるからです。
マンデリンやエチオピア・モカのように、個性の強い味というのは、味の特徴があるぶんだけ味の説明がしやすい豆です。でも、ハナイコナの雑味のないクリアなキレは、言葉で言い表すのは非常に難しい。コナ地区のコーヒーはとても香り高くて、甘みもあって、クリアな味だというように、たくさんの良い点が挙げられますが、じゃあ価格に比例して、すべての要素が「倍」の味覚があるのかと言われれば、それらは決して絶対的な数では表せないモノですから、そこが非常に難しいワケであります。
だから、毎年ハワイコナを販売する時は、「皆さんに気に入っていただけたかな?」という思いが、他の豆にも増して強くなってしまうのです。でも今年も、「この爽快さは素晴らしいですね」と言って、購入された翌日にまたご来店いただいたお客様がいたり、年々ご予約される量が増えてきて、今年は500gも予約される方が結構いたり、お客様ご自身の舌で判断していただいた結果が目に見えるようになってきて、少しはホッとしているところです。
今日ご来店いただいたお客様も、「本当にスッキリしたコーヒーですね。はじめて主人から”今日のコーヒーは美味しいね”と言われました」と言って喜んでおられました。きっとそれは、奥様が愛情を込めて毎日淹れるコーヒーの積み重ねがあってこそのものだと思います。それに当店の焙煎したハワイコナが、ちょっとばかりのプラスアルファをすることに協力できたのであれば、そんな嬉しいことはありません。
たかがコーヒー、されどコーヒー。
いろんな人のいろんな味覚があって当然の世界。その奥深い世界の扉を少しずつ開けていくためには、臆病になることなく、しかし驕ることなく、挑戦を続けるしかないと思っています。
「美味しかったヨ」の笑顔に後押しされれば、来年もきっとハワイコナに再会できると信じています。
*年内販売予定分がまだ若干残っています。ご希望のお客様はお早めに!
12/16: ハワイコナ、焼きました!
Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
別に「師が走る」ほど忙しいワケでもなかったのですが、師走という雰囲気に流されてしまいまして、blogの更新を10日間も怠ってしまいました。申し訳ございません。
十色珈琲、クリスマスシーズン恒例の「ハワイコナ・エクストラファンシー」ですが、本日焙煎いたしました。昨年はハイロースト(中炒り)とシティロースト(やや深炒り)の2種類の焙煎具合の豆を販売させていただきました。運良く(?)両者を飲み比べることができたお客様に感想をお聞きしてまわったのですが、その結果はやはり「シティーローストの方が好みだ」という評価をしてくださったお客様が大多数でした。
これだけ大粒でグリーンが濃い豆ですから、しっかり焼き上げてあげた方が、その豆がもつ素性を十分に発揮させることができるのです。今年は迷うことなく、シティーローストに決めウチで焙煎しました。
さっそく試飲してみましたが、今年もとてもバランスのいい味わいを堪能することができました。コーヒーの味わいを表現する要素には、「苦味」「酸味」「甘み」「アロマ」などが挙げられますが、それらがどこかに偏ることなくバランスされている豆はそう多くはありません。そのバランスの良さと、雑味のないシャープなキレこそがハワイコナの魅力でしょう。
試飲結果にも満足して、焙煎の修正も必要なさそうですので、本日焙煎した分から店頭で販売していきます。ご予約されたお客様は、ご指定いただいた日にちに合わせて準備しておきますので、その日にご来店いただければと思います。予定の19日からの販売よりも早くなりましたが、ハワイコナ、本日からの販売です。
今年もいろんな出来事がありました。
嬉しかったこと、悲しかったこと、それら全てを受け入れて、今日も生きている自分たちがいます。また来年もきっとたくさんの感情の波の中を渡っていかないといけないことでしょう。
だから、1年の終わりに、こうやって自分への褒美として、贅沢な極上の一杯を飲むのです。そして来年もまた、この天が与えてくれた極上の雫を飲むために、一年間働くのです。そして願わくば、その喜びを、コーヒー好きな皆様と共有できたならば、こんなに嬉しいことはありません。
十色珈琲、クリスマスシーズン恒例の「ハワイコナ・エクストラファンシー」ですが、本日焙煎いたしました。昨年はハイロースト(中炒り)とシティロースト(やや深炒り)の2種類の焙煎具合の豆を販売させていただきました。運良く(?)両者を飲み比べることができたお客様に感想をお聞きしてまわったのですが、その結果はやはり「シティーローストの方が好みだ」という評価をしてくださったお客様が大多数でした。
これだけ大粒でグリーンが濃い豆ですから、しっかり焼き上げてあげた方が、その豆がもつ素性を十分に発揮させることができるのです。今年は迷うことなく、シティーローストに決めウチで焙煎しました。
さっそく試飲してみましたが、今年もとてもバランスのいい味わいを堪能することができました。コーヒーの味わいを表現する要素には、「苦味」「酸味」「甘み」「アロマ」などが挙げられますが、それらがどこかに偏ることなくバランスされている豆はそう多くはありません。そのバランスの良さと、雑味のないシャープなキレこそがハワイコナの魅力でしょう。
試飲結果にも満足して、焙煎の修正も必要なさそうですので、本日焙煎した分から店頭で販売していきます。ご予約されたお客様は、ご指定いただいた日にちに合わせて準備しておきますので、その日にご来店いただければと思います。予定の19日からの販売よりも早くなりましたが、ハワイコナ、本日からの販売です。
今年もいろんな出来事がありました。
嬉しかったこと、悲しかったこと、それら全てを受け入れて、今日も生きている自分たちがいます。また来年もきっとたくさんの感情の波の中を渡っていかないといけないことでしょう。
だから、1年の終わりに、こうやって自分への褒美として、贅沢な極上の一杯を飲むのです。そして来年もまた、この天が与えてくれた極上の雫を飲むために、一年間働くのです。そして願わくば、その喜びを、コーヒー好きな皆様と共有できたならば、こんなに嬉しいことはありません。
12/06: ご予約受付中
Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
ハワイコナ・エクストラファンシー・グリーンウェル農園の生豆とご対面。
「おおお〜っ」
と、毎年のことながら、その綺麗な粒ぞろいに感動。
どの国の豆も、出荷に関しては厳密な検査があって、豆の大きさ(スクリーンサイズ)ごとに規格化されているのですが、実際の生豆は多少の大小の差が交じり合っていているものです。しかし、ハワイコナは違います。まるでロウ細工で、同じ型を使って作られたモノのよう。本当に美しい生豆であります。
豆は締まった感じで、美味しい珈琲のエッセンスを「ぎゅうっ」と閉じ込めているようにも感じられます。相変わらず、欠点豆の混入もほとんど見られず、豆が含んでいる水分量の目安にもなる「グリーンの色合い」も十分で、これは美味しい珈琲になりそうです。
テスト焙煎はまだですが、生豆の品質が十分に満足できるものでしたので、こっそりとご予約の受付を開始しました(笑)。確実に入手されたい方は、事前のご予約をオススメします。もちろん店頭でも販売いたします。12/19(日)からの販売予定です。
気になる価格ですが、¥950/100g です。
当店でも、この年末年始のみに少量しか焙煎しない特別なコーヒー豆です。クリスマス〜年末年始を特別なコーヒー豆で楽しんでみてはいかがでしょうか?
「おおお〜っ」
と、毎年のことながら、その綺麗な粒ぞろいに感動。
どの国の豆も、出荷に関しては厳密な検査があって、豆の大きさ(スクリーンサイズ)ごとに規格化されているのですが、実際の生豆は多少の大小の差が交じり合っていているものです。しかし、ハワイコナは違います。まるでロウ細工で、同じ型を使って作られたモノのよう。本当に美しい生豆であります。
豆は締まった感じで、美味しい珈琲のエッセンスを「ぎゅうっ」と閉じ込めているようにも感じられます。相変わらず、欠点豆の混入もほとんど見られず、豆が含んでいる水分量の目安にもなる「グリーンの色合い」も十分で、これは美味しい珈琲になりそうです。
テスト焙煎はまだですが、生豆の品質が十分に満足できるものでしたので、こっそりとご予約の受付を開始しました(笑)。確実に入手されたい方は、事前のご予約をオススメします。もちろん店頭でも販売いたします。12/19(日)からの販売予定です。
気になる価格ですが、¥950/100g です。
当店でも、この年末年始のみに少量しか焙煎しない特別なコーヒー豆です。クリスマス〜年末年始を特別なコーヒー豆で楽しんでみてはいかがでしょうか?
12/02: ハワイコナ
Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
仕入れちゃいました・・・。ハワイ・コナ。
言わずと知れた、ハワイ島コナ地区の火山灰が育む珈琲豆の女王。
今回は単一農園モノ(グリーンウェル農園)を20kg強仕入れました。
20kgと言わずに沢山仕入れてヨ・・・とおっしゃるお客様も多いことでしょう。しかし、この20kgのコナコーヒーの生豆の仕入れは、通常のコーヒー生豆の価格よりも数倍(!)高いワケでありまして、ウチのようなウサギ小屋焙煎店が、そんなに高い投資をできるワケもなく・・・。今年も「知る人ぞ知る、トイロコーヒーの焼きたてハワイコナ」(笑)という具合に、こっそりと少量のみを販売するのであります。
通常のコーヒー生豆は、30kg〜60kgくらいで麻袋に入れられて日本に到着します。今回のグリーンウェル農園のコナコーヒーの生豆は、ご覧のように完全に遮光されたシルバーのパッケージに密封されての到着です。生豆を早く見たいのですが、それは数日後の試し焼きまでガマンです。
「ハワイコナはまだ予約できませんか?」というご質問も頂戴しているのですが、もうちょっとお待ちください。いつもギリギリまで動こうとしない、店主の悪いクセなのであります。
言わずと知れた、ハワイ島コナ地区の火山灰が育む珈琲豆の女王。
今回は単一農園モノ(グリーンウェル農園)を20kg強仕入れました。
20kgと言わずに沢山仕入れてヨ・・・とおっしゃるお客様も多いことでしょう。しかし、この20kgのコナコーヒーの生豆の仕入れは、通常のコーヒー生豆の価格よりも数倍(!)高いワケでありまして、ウチのようなウサギ小屋焙煎店が、そんなに高い投資をできるワケもなく・・・。今年も「知る人ぞ知る、トイロコーヒーの焼きたてハワイコナ」(笑)という具合に、こっそりと少量のみを販売するのであります。
通常のコーヒー生豆は、30kg〜60kgくらいで麻袋に入れられて日本に到着します。今回のグリーンウェル農園のコナコーヒーの生豆は、ご覧のように完全に遮光されたシルバーのパッケージに密封されての到着です。生豆を早く見たいのですが、それは数日後の試し焼きまでガマンです。
「ハワイコナはまだ予約できませんか?」というご質問も頂戴しているのですが、もうちょっとお待ちください。いつもギリギリまで動こうとしない、店主の悪いクセなのであります。