今年も様々な国の珈琲豆を販売してきましたが、一番印象に強く残った豆は「パナマ」の珈琲豆でした。すっきりした柑橘系の酸味と甘みの素晴らしいハーモニー。ハイロースト（中炒り）で焼き上げた豆でもしっかりとコクがあって、飲むたびに「美味しいなあ〜」とうなってしまいました。

１２月の限定豆として用意した「エメラルド・マウンテン」が早々に完売してしまったこともあって、急遽パナマの珈琲豆を追加販売することにいたしました。

１０月に販売した「パナマ・サンサベスチャン」と同じ地区にあるママ農園の珈琲豆です。「サンサベスチャン」よりもさらに甘みがあってフルーティー。オレンジのようなキレのある酸味と甘みが口の中に拡がっていきます。



パナマ・ママエステート、￥６００/１００ｇ　にて期間限定販売です！

十色珈琲、毎年恒例の「クリスマス・ブレンド」
本日より販売開始しました。

クリスマスにケーキを召しあがる方も多いかと思いますので、甘いケーキに負けないコクと苦みのあるブレンドになっています。



今年は、ブラジル・サンパウロ州のグラマバレー産の豆をベースに、当店のラインナップの中でもファンの多いガテマラ・カレドニアを加えて香りとキレを加え、そしてほんの少々のマンデリン・トバコのフレンチローストを加えてあります。

このわずかにフレンチロースト豆を加えることで、パンチの効いたブレンドに仕上がっております。ぜひともケーキのお供にお試しください！

クリスマス・ブレンド、￥５００/１００ｇです。

いよいよ今年も「年末感」が漂う時期になってきました。お店にお見えになるお客様からも「今年は年末年始の限定販売豆はやらないんですか？」というご質問をたくさん頂戴しております。

そこで今年も昨年に引き続き「エメラルド・マウンテン」を期間限定販売することにいたしました。コロンビア珈琲全体の収穫量の中のわずか「１%」とも言われる希少な珈琲豆です。

ちょっと説明させていただきますと・・・
エメラルド・マウンテンは珈琲豆の品種のことを指すわけではなくて、どこぞの農園のみが栽培している「農園指定」の珈琲豆でもありません。一言で表すなら、エメラルド・マウンテンというブランドを与えられた珈琲豆のことです。

コロンビアで珈琲豆が大量に栽培されて全世界に輸出されるようになるとともに、品質の低い珈琲豆も多く流通するようになってしまいました。これを危惧した珈琲生産者たちは自らの手で「コロンビアコーヒー生産者連合会」という非営利団体を設立し、珈琲豆の品質を厳しく管理することにしたのです。現在では、同国の50万世帯以上の生産者が、この連合会に加盟しているとも言われております。

この生産者連合会の管理のもと、一定の品質と味を満たしたもののみが集められ、エメラルド・マウンテンというブランド名で出荷されます。そういう意味では、非常に高度なブレンドであるとも言えるでしょう。

高品質豆ならではの甘みがあり、良質な柑橘系の酸味と程良い苦み。いつものコーヒーより１ランク上の味を、ぜひとも皆様にも味わっていただきたいと思います。

エメラルド・マウンテン ￥７５０/１００ｇ　本日より販売開始です。