昨日はちょっとした用事があって、妻と2人で東京まで行ってきました。

慣れない東京の雑踏に疲れてしまい、甘いものでも食べてエネルギーを補充しようと立ち寄ったカフェにてワッフルをオーダーしました。

テーブルに運ばれてきたワッフルは大きな四角いプレートに乗せられてきて、「Thank You」の文字とともにお猿さんの可愛いイラストが添えてありました。




50を過ぎたオジサンが可愛いイラストが添えられたワッフルを食している姿はなんとも気恥ずかしいような・・・
それでもそのイラストを眺めながら、あま〜いワッフルを味わっていると、何ともいえない心地よい気持ちになるのでした。

いつも外食するたびに思うのですが、そのお店の心地よさというのは、出てくる品物の内容はもちろんのこと、ちょっとした店員さんの気配りだったりだとか、ちょっとした清潔感だったりだとか、様々な要素で成り立っているということです。

店のオーナーだけではなくて、何人ものアルバイトを使っているようなお店では、そのアルバイトさんの対応1つでもお客さんが抱く印象は変わってきてしまうのですから、お客様に平等に心地よさを提供していくということはなんと難しいことなのだろう・・・と改めて思います。

私自身コーヒー豆の小売店の店主という立場で日々お客様に接しているわけですが、お客様に心地よくご来店いただけているのかな?と自戒を込めて考えるのであります。


案内されたソファー席に身体を沈め、いくらかの疲れと、ちょっとだけいつもより早起きしたためであろう眠気の中、何とも言えない心地よさに包まれながら、とろとろに溶けていくワッフルの上のアイスクリームを眺めながらそんなことを考えたのでした。