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Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
数量限定にて販売の「ブルーマウンテン・No,1」が完売となりました。

今回は当店にとって初の取り扱いとなるブルマンでしたので、仕入れ量の目安がつかなくて思っていたよりも早く完売となってしまい、購入できなかったお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。また取り扱いの機会に恵まれた際には、もっと余裕のある量で仕入れたいと思っております。

今回のブルマン、一度購入されたお客様が「とても美味しかったので・・・」ということで再購入される割合が高く、店主としましては嬉しい限りです。来年の年末も、また何か特別な珈琲豆をご用意できたらと今から考えている次第です。


で、思っていたより早くブルマンが完売してしまいましたので、代わりと言ってはなんですが、今日からまたまた数量限定の豆を販売させていただきます。



エチオピア・ゲシャ・チャカナチュラル ミディアムロースト(浅炒り) ¥1,080 (100g)

こちらは1月いっぱいは販売できるかな・・・と思っておりますが、気になる方は早目のご購入をオススメします。

珈琲通の間ではもはや誰でもが知っている「ゲイシャ種」の故郷である、エチオピアのゴリ・ゲシャの森にほど近い「ゲシャビレッジ農園」のナチュラル精製の豆です。

生豆の状態ではとても珈琲豆とは思えないドライフルーツのような甘い香りを放つゲシャ・チャカナチュラル。炒りはミディアムロースト(浅炒り)で仕上げて、その豆の個性をたっぷりと楽しんでいただけるかと思います。豆を挽いた時のまるでイチゴのような甘い香りは、コーヒーの通念を覆すほどのアロマです。コーヒーミルをお持ちの方は、ちょっと粗挽きにしてあげると、そのフルーティーさをより一層ご堪能いただけるかと思います。

都会の流行りのカフェでシングルオリジン(地域指定、農園指定の豆)の浅炒りのゲシャ、1杯いただくにも結構なお値段すると思うのですが、ご自分で上手に淹れてあげれば、ご自宅でリーズナブルに世界のトレンドの味を思い切り満喫できますヨ。




Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
数量限定販売豆のお知らせです。

ブルーマウンテン No.1 ウォーレンフォード農園 中炒り ¥1,480(100g)




当店がオープンして17年目にして初の取り扱いとなります、珈琲の王者として長らく君臨してきたブルーマウンテンNo.1。今年は「自分が飲みたい豆は積極的に仕入れる!」ことを心に決めておりましたので、思い切って仕入れました(でも、ちょっと勇気が要りました・・・)

十色珈琲のオープン当初、私は「ブルーマウンテンを扱う店にはしたくない」と公言してきました。それはブルーマウンテンという日本人の中で神格化した銘柄のブランド信仰みたいなものに反抗したい気持ちもありましたし、まだ名前の知れていない数々の素晴らしい豆を紹介していきたいという思いもあったからです。

しかしあれから17年の月日が流れ、東京の流行りのカフェでは「やっぱり浅炒りのシングルオリジンでしょ」みたいなやりとりがトレンドになり、消費者の皆さんの方がコーヒーに詳しいような状況です。

そんな生産地指定や農園指定のスペシャリティーコーヒーがコーヒー界のトレンドになり、パナマのゲイシャ種の豆などがとんでもない高値で売買されるようになってくると、生豆の相場事情も一昔前とは大分変ってきました。

ブルーマウンテンNo.1は私がこの店をオープンした当初は、もちろん仕入れが一番高価な豆でした。ところが前述したようなニューカマーが現われてきて、ブルーマウンテンNo.1よりも高値をつける豆がちらほらとでてきました。そしてブルーマウンテンの価格というのは、ここ数年高止まり状態。今ではハワイコナの方が高いくらいです。そうなると、あれだけ高嶺の花だと思っていたブルーマウンテンNo.1がお買い得かも?なんて思ってしまうのでありました。

世の中のコーヒー通のトレンドが完全にスペシャリティー・コーヒーに移行してきた今、天の邪鬼の私は、逆に昭和の時代からキング・オブ・コーヒーとして日本人の憧れでありつづけてきたブルーマウンテンNo.1を販売したくなったのです。


実は昨年あたりからそんな思いを抱いておりまして、昨年末にごく少量を仕入れて試験的に焙煎しました。そして何名かの常連様にコーヒーの銘柄を伏せた上でサンプルとしてお渡しして飲んでもらいました。

すると「何ですか?アレ。香りは豊潤なのにス〜っと飲めて甘みを感じて、とても美味しかったです」というお声が返ってきたのです。

そこであらためて思ったのは、味の最終的な評価をするのはお客様であるということ。もちろん私が試飲して美味しいと思ったものを販売するのはもちろんではありますが、「この値段でこのコーヒーを美味しいと感じてもらえるのかな」などと思うのはあまりにもおこがましいということです。


十色珈琲が焙煎するブルーマウンテン No.1。
それが今年限りの販売となるのか、また来年以降も取り扱うことになるのか。きっとこのコーヒーを飲んでいただいたお客様の声が、その答えを出してくれることでしょう。


雑味のないシルキーな味わい。
後にはほのかな甘みがだけが残るブルーマウンテンNo.1。
この機会にぜひたくさんのお客様にお試しいただければと思っております。