08/04: 気になるクルマ 〜 SUZUKI エスクード
Category: 趣味
Posted by: toirocoffee
不定期にアップさせていただいている、十色珈琲店主の「気になるクルマ試乗記」
今回はSUZUKIのコンパクトSUV、エスクードに試乗してきました。
以前から気になっていたこのクルマ、ハンガリーで生産され、逆輸入という形で日本にやってきて販売されているクルマで、SUZUKIが世界に誇るコンパクト・スポーツカーである「スイフト・スポーツ」と同じ1.4リッター・ターボエンジン(K14C型)を積んでいます。
80年代後半にデビューして大ヒットした初代を知っている私たちの年代からすれば、エスクードっていう響き自体がとても懐かしい。ちなみに初代エスクード、妻が免許取りたてだった頃に欲しかったクルマなのだとか。パジェロやハイラックス・サーフが売れまくっていた時代です。懐かしいなあ。
実はこのエスクード、6月を持ってハンガリーでの製造を終了し、8月中の注文を持って販売も終了するというニュースをネット上で知りました。それで駆け込み試乗させていただいたというワケです。
今流行りのダウンサイジング・ターボ・エンジン搭載ということで、低回転時のトルク不足を感じるのかな?と思ってましたが、まったくそんなことはなく、アクセルの踏力にリニアに反応してくれるのでとても運転しやすかったです。
現代のターボらしくターボラグのない加速感を味わいながら、スリップ感のない素晴らしいフィーリングの6ATにギア変速は任せて、ステアリングに集中してひらひらとコーナーを駆け抜けてゆけば、一瞬にしてこのクルマの素晴らしさに気付かされます。
このクラスのSUVにしてはかなり短めのホイールベース(前輪と後輪車軸間の距離)は2,500mm。そのせいか後輪は段差を通過する際にちょっとバンピーな気配を見せますが、全般的にはびっくりするほどしなやかに路面をとらえて走ります。
ただし3名乗車の状態だったので、1人で乗った場合はもうちょっと違う印象を持つかもしれません。
チルトとテレスコピック機構がついたステアリングと、座面が長くとられて程良いクッションのシートのおかげで、なかなかベストなドラポジが取れないクルマが多い私でも、疲れない運転姿勢がとれました。
これは将来マイカーとして招き入れてもいいかも!と思ったほど素晴らしいクルマでした。この手のクルマとしては小さめのサイズも相まって、「スイスポのSUVバージョン」と呼びたくなるような軽快なクルマです。もっと評価されてもいいクルマだと思うんだけどなあ。
次期型については今のところアナウンスがありませんが、ぜひとももっと素晴らしいヨーロッパ仕込みのエスクードにも乗ってみたいものです。
(営業さんのご好意で、スイフト・スポーツの6速マニュアル仕様にも乗らせていただいたのですが、これはもう素晴らしいの一言。たくさんの自動車評論家の方たちのレビューがネット上にあふれていますので、こちらのレビューは割愛させていただきます・・・)
と、非常に楽しいひと時を過ごし、興奮冷めやらぬまま帰路につきました。
家に着くと、妻が朝からこねて寝かせてくれてあったシナモンロールの生地をオーブンへ。焼き立てのシナモンロールを頬ばりながら、まったりと、休日の午後を過ごしました。
そして手元にある2台のクルマのカタログ。
タイミング的にも財力的にも、どちらもすぐに新車で買えることはないのだけれど、もしかしたら将来、中古で我が家にやってくることもあるだろうか・・・。そんな事を考えながらページをめくるのでした。
妄想にふけりながらカタログを眺める、それがカー・マニアの至高のひと時なのです。
今回はSUZUKIのコンパクトSUV、エスクードに試乗してきました。
以前から気になっていたこのクルマ、ハンガリーで生産され、逆輸入という形で日本にやってきて販売されているクルマで、SUZUKIが世界に誇るコンパクト・スポーツカーである「スイフト・スポーツ」と同じ1.4リッター・ターボエンジン(K14C型)を積んでいます。
80年代後半にデビューして大ヒットした初代を知っている私たちの年代からすれば、エスクードっていう響き自体がとても懐かしい。ちなみに初代エスクード、妻が免許取りたてだった頃に欲しかったクルマなのだとか。パジェロやハイラックス・サーフが売れまくっていた時代です。懐かしいなあ。
実はこのエスクード、6月を持ってハンガリーでの製造を終了し、8月中の注文を持って販売も終了するというニュースをネット上で知りました。それで駆け込み試乗させていただいたというワケです。
今流行りのダウンサイジング・ターボ・エンジン搭載ということで、低回転時のトルク不足を感じるのかな?と思ってましたが、まったくそんなことはなく、アクセルの踏力にリニアに反応してくれるのでとても運転しやすかったです。
現代のターボらしくターボラグのない加速感を味わいながら、スリップ感のない素晴らしいフィーリングの6ATにギア変速は任せて、ステアリングに集中してひらひらとコーナーを駆け抜けてゆけば、一瞬にしてこのクルマの素晴らしさに気付かされます。
このクラスのSUVにしてはかなり短めのホイールベース(前輪と後輪車軸間の距離)は2,500mm。そのせいか後輪は段差を通過する際にちょっとバンピーな気配を見せますが、全般的にはびっくりするほどしなやかに路面をとらえて走ります。
ただし3名乗車の状態だったので、1人で乗った場合はもうちょっと違う印象を持つかもしれません。
チルトとテレスコピック機構がついたステアリングと、座面が長くとられて程良いクッションのシートのおかげで、なかなかベストなドラポジが取れないクルマが多い私でも、疲れない運転姿勢がとれました。
これは将来マイカーとして招き入れてもいいかも!と思ったほど素晴らしいクルマでした。この手のクルマとしては小さめのサイズも相まって、「スイスポのSUVバージョン」と呼びたくなるような軽快なクルマです。もっと評価されてもいいクルマだと思うんだけどなあ。
次期型については今のところアナウンスがありませんが、ぜひとももっと素晴らしいヨーロッパ仕込みのエスクードにも乗ってみたいものです。
(営業さんのご好意で、スイフト・スポーツの6速マニュアル仕様にも乗らせていただいたのですが、これはもう素晴らしいの一言。たくさんの自動車評論家の方たちのレビューがネット上にあふれていますので、こちらのレビューは割愛させていただきます・・・)
と、非常に楽しいひと時を過ごし、興奮冷めやらぬまま帰路につきました。
家に着くと、妻が朝からこねて寝かせてくれてあったシナモンロールの生地をオーブンへ。焼き立てのシナモンロールを頬ばりながら、まったりと、休日の午後を過ごしました。
そして手元にある2台のクルマのカタログ。
タイミング的にも財力的にも、どちらもすぐに新車で買えることはないのだけれど、もしかしたら将来、中古で我が家にやってくることもあるだろうか・・・。そんな事を考えながらページをめくるのでした。
妄想にふけりながらカタログを眺める、それがカー・マニアの至高のひと時なのです。