「さざんか、さざんか咲いたみち〜」
と、童謡「焚き火」の中の一節にはあるのですが、私の子供時代、学校へ通った道中に「さざんか」が咲いていた記憶はありません。もっとも、男の子が花などに興味を持っているわけもなく、気づいていなかっただけかもしれません。

大人になって「さざんか」の花を我が家の庭で見てみたい!と思い立ったのは、そんな童謡の中の一節が、落ち葉のシーズンになるとグルグルと頭の中をまわり始めるからに他なりませんでした。

そんなきっかけで「さざんか」の小さい苗を植えたのは、もうかれこれ5〜6年前のことだったかと思います。しかし、植えた場所があまりよくなかったのか、成長が遅く、花芽を付けてもそのまま咲かずに終わってしまうということがここ数年の状況でした。

今年もすっかり「さざんか」の存在など忘れていたのですが、数日前に朝食を食べながら庭に目をやると、純白のきれいな花が3つも咲いているではありませんか!いや、嬉しかったです、本当に。



これから毎年この季節が楽しみになりました。


我が家は週末に、松本市総合体育館まで足を伸ばして、男子プロバスケットボールのリーグ戦(BJリーグ)を観戦してきました。長野県千曲市を拠点とするプロチーム「信州ブレーブウォリアーズ」が今年誕生して、これからは松本でもバスケットのプロリーグがたくさん見られるようになるはず。うれしい事です。

女子のプロリーグは観戦したことはありますが、男子のプロバスケを見るのは初めて。さすがに迫力満点の試合でした。ダンクシュートの豪快さはもちろんですが、矢のようなロングパスもすごかったし、ゴールリング下での空中戦の面白さといったらありません。

まだまだ告知不足のようですし、サッカーのような人気種目ではないためか、客席は空席がかなりあってちょっと寂しかったですが、ぜひともたくさんの方に足を運んでいただきたいと思った次第です。2階の自由席で十分に楽しめますし、これが当日券2,000エンで楽しめてしまうのですから、本当に皆さんにオススメしたい!

で、試合の方はというと、ラスト1秒を残して相手チームのサイドからのスローイング。ゴール下への1本パスが通って、そのままシュートを決められて、まさかの敗戦でした。残り10秒くらいで、信州ブレーブウォリアーズのガード選手(ちなみに、ベルギー人でイケメン!)の3ポイントシュートが決まって同点に追いついた時は、会場はもの凄いボルテージで沸きあがったのですが、試合終了のホイッスルとともに大きなタメ息に変わってしまいました。

でも、そのスピード感のあるポイントゲームこそがバスケットボールの面白さ。本当に素晴らしいゲームを見せていただくことができて感激でした。ウォリアーズの選手の皆さん、ナイスゲームをありがとう!

来年は女子プロリーグのファイナル節が松本でおこなわれますし、男子のBJリーグの方も4月に再び松本でゲームを組んでくれているようです。ぜひともたくさんの方に応援していただきたいものです。