01/27: 個人商店巡り
Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
「個人商店」という言葉が好きです。自分が珈琲豆屋という個人商店を営んでいるから言うワケではないのですが、見渡せばチェーン店ばかりの世の中になってしまい、作り手の顔も見ることもなく、あたり前に商品を買うことができます。やっぱり、作り手の顔が見えるモノって、ほっとするし安心する。
昨日はおいしいモノを求めてお気に入りの個人商店をひと巡りしてきました。
まずは「パティスリーICHiE」さんへ。塩尻から松本の蟻ヶ崎に移転されて、ますますご活躍されている様子。さながら宝石箱のようなショーケースの中を覗けば、ここはもしやパリではあるまいか?と錯覚してしまいます(笑)。塩尻店が開店した時に私が作ってプレゼントさせていただいたスピーカーから心地よい音楽が流れていて、それだけでHappyな気分になる私です。
ピスタチオのムースをドーム状に仕立てた「ブロンテ」を買ってきました。これは夕食後のデザートに。相変わらずの絶品な美味しさに感動することしきり。しかし、ブログ用に撮影した写真を手違いで削除してしまい、今日は写真を紹介できず。残念・・・。
次は、松本市桐にある手作りソーセージの店「マルク」さんへ。お互いに自営業者同士ですから「景気はどうですか」なんていう世間話になってしまうのが常であります。自然の味付けの手作りソーセージを食べれば、常日頃食べている大手メーカーの化学調味料を用いた必要以上に濃い味付けにびっくりしてしまいます。昨晩は、サツマイモやカブや玉ねぎなどを一緒に茹でて、ポトフ風にしていただきました。
松本からの帰り道は、中山のパン屋さん「松川パン商店」さんへ。いつもの食パンと、ソーセージと一緒にいただくためのバタールを買いに寄ったのですが、窯から出てきたばっかりのおやつパンの匂いに誘われて、おやつ用のパンも購入。夜はこのバタールでガーリックトーストを作ったのですが、いやいや、超絶に美味しかった。もとのパンが美味しくなくては、こんなに美味しいガーリックトーストはできません。子供たちも絶賛で、あっという間に平らげてしまいました。
こだわりいっぱいの個人商店。
こんな時代の中でも負けずに、もっともっと増えていけばいいなと思う私です。
写真はおやつに食べた松川さんの焼き立てパン。
昨日はおいしいモノを求めてお気に入りの個人商店をひと巡りしてきました。
まずは「パティスリーICHiE」さんへ。塩尻から松本の蟻ヶ崎に移転されて、ますますご活躍されている様子。さながら宝石箱のようなショーケースの中を覗けば、ここはもしやパリではあるまいか?と錯覚してしまいます(笑)。塩尻店が開店した時に私が作ってプレゼントさせていただいたスピーカーから心地よい音楽が流れていて、それだけでHappyな気分になる私です。
ピスタチオのムースをドーム状に仕立てた「ブロンテ」を買ってきました。これは夕食後のデザートに。相変わらずの絶品な美味しさに感動することしきり。しかし、ブログ用に撮影した写真を手違いで削除してしまい、今日は写真を紹介できず。残念・・・。
次は、松本市桐にある手作りソーセージの店「マルク」さんへ。お互いに自営業者同士ですから「景気はどうですか」なんていう世間話になってしまうのが常であります。自然の味付けの手作りソーセージを食べれば、常日頃食べている大手メーカーの化学調味料を用いた必要以上に濃い味付けにびっくりしてしまいます。昨晩は、サツマイモやカブや玉ねぎなどを一緒に茹でて、ポトフ風にしていただきました。
松本からの帰り道は、中山のパン屋さん「松川パン商店」さんへ。いつもの食パンと、ソーセージと一緒にいただくためのバタールを買いに寄ったのですが、窯から出てきたばっかりのおやつパンの匂いに誘われて、おやつ用のパンも購入。夜はこのバタールでガーリックトーストを作ったのですが、いやいや、超絶に美味しかった。もとのパンが美味しくなくては、こんなに美味しいガーリックトーストはできません。子供たちも絶賛で、あっという間に平らげてしまいました。
こだわりいっぱいの個人商店。
こんな時代の中でも負けずに、もっともっと増えていけばいいなと思う私です。
写真はおやつに食べた松川さんの焼き立てパン。
01/18: テクノロジーの探究
Category: 一般
Posted by: toirocoffee
ここ数日の雪にはまいりました・・・。
当店は母屋の日陰になっているため、店の前の道路は圧雪されたものが凍ってしまってガリガリ状態。店の駐車場をきれいにしておくのが精いっぱいの状況です。皆さん、くれぐれも安全運転でお越しください。
しかし、ちょっと雪が降っただけで首都圏は大パニックなようで、連日TVニュースでは、その交通マヒの状況を逐一放映しておりました。ここ松本平でも国道が渋滞したりして、交通に影響は出たものの、パニック状態にならずにすんでるのは、他ならぬスタッドレスタイヤのおかげであります。
私の子供時代は、冬場のタイヤというとスパイクタイヤでした。タイヤに金属を埋め込んでありますので、雪にも氷にも強くて、多少の乗り心地の悪さを除けば雪上の性能は抜きんでておりました。
しかし、スパイクが削り取った粉じんが汚染の元になるということで、スタッドレスタイヤがこの地での冬用タイヤの主役になったワケですが、はじめのころは性能が今一つで、父親もけっこう苦労していた記憶があります。
そんなスタッドレスタイヤもどんどんと進化をして、今回くらいの30センチほどの積雪ならば、皆さん何ということもなく車で出かけてしまうのですから、その進化の度合いには驚かされることしきりであります。
テクノロジーの進歩と言えば、今日はこんな面白いものを紹介しましょう。
それは「全自動コーヒーメーカー」です。
私の高校時代の友人が営んでいる理髪店「Hair Salon Bois」。お客様へのサービスとして、当店の珈琲豆を使ってコーヒーを淹れてくれるのですが、今まで使っていた全自動のエスプレッソマシーンが壊れてしまったというので、代替として今日から登場したのがこのコーヒーメーカーなのです。
上部にあるホッパーに珈琲豆を入れておけば、ボタンひとつで珈琲豆を挽いて、それを自動的にサーバーに送り込み、ドリップが始まるという夢のようなドリップマシーンです。
ただ、筺体がでかい!これならば普通のコーヒーメーカーのとなりに電動のコーヒーミルを置いて、豆を挽いたらコーヒーメーカーに入れるところまでは手作業でやった方がいいのではないか?とさえ思えます。
しかし!それをあきらめずに全自動化に挑んだところに私は拍手を送りたい!どんなことでも無謀なことへの挑戦が、新たな扉をこじ開けることができるのです。この無駄にでかいドリップマシーンを目の前にして、これを開発したカリタの開発者の皆さまへ拍手を送りたい気持ちになりました。
最上の一杯を堪能するには、はやり自分の手で丁寧にドリップするのが一番。しかし、いろんなご家庭の事情やスタイルがあって、どうしてもコーヒーメーカーに頼らざるを得ないという方も多いかと思います。そんな皆様が、簡単に挽きたてのコーヒーを簡単に飲めることができたら、それに越したことはございません。
この全自動コーヒーメーカーがもっともっと小型化されて、普及価格で買えるようになる日がきたら、今まではスーパーでコーヒーを買っていたという方も、自家焙煎珈琲豆の香りの素晴らしさをきっと再発見してくれるに違いありません。そんな日が来ればいいなあと、未来に思いを馳せる店主なのでありました。
当店は母屋の日陰になっているため、店の前の道路は圧雪されたものが凍ってしまってガリガリ状態。店の駐車場をきれいにしておくのが精いっぱいの状況です。皆さん、くれぐれも安全運転でお越しください。
しかし、ちょっと雪が降っただけで首都圏は大パニックなようで、連日TVニュースでは、その交通マヒの状況を逐一放映しておりました。ここ松本平でも国道が渋滞したりして、交通に影響は出たものの、パニック状態にならずにすんでるのは、他ならぬスタッドレスタイヤのおかげであります。
私の子供時代は、冬場のタイヤというとスパイクタイヤでした。タイヤに金属を埋め込んでありますので、雪にも氷にも強くて、多少の乗り心地の悪さを除けば雪上の性能は抜きんでておりました。
しかし、スパイクが削り取った粉じんが汚染の元になるということで、スタッドレスタイヤがこの地での冬用タイヤの主役になったワケですが、はじめのころは性能が今一つで、父親もけっこう苦労していた記憶があります。
そんなスタッドレスタイヤもどんどんと進化をして、今回くらいの30センチほどの積雪ならば、皆さん何ということもなく車で出かけてしまうのですから、その進化の度合いには驚かされることしきりであります。
テクノロジーの進歩と言えば、今日はこんな面白いものを紹介しましょう。
それは「全自動コーヒーメーカー」です。
私の高校時代の友人が営んでいる理髪店「Hair Salon Bois」。お客様へのサービスとして、当店の珈琲豆を使ってコーヒーを淹れてくれるのですが、今まで使っていた全自動のエスプレッソマシーンが壊れてしまったというので、代替として今日から登場したのがこのコーヒーメーカーなのです。
上部にあるホッパーに珈琲豆を入れておけば、ボタンひとつで珈琲豆を挽いて、それを自動的にサーバーに送り込み、ドリップが始まるという夢のようなドリップマシーンです。
ただ、筺体がでかい!これならば普通のコーヒーメーカーのとなりに電動のコーヒーミルを置いて、豆を挽いたらコーヒーメーカーに入れるところまでは手作業でやった方がいいのではないか?とさえ思えます。
しかし!それをあきらめずに全自動化に挑んだところに私は拍手を送りたい!どんなことでも無謀なことへの挑戦が、新たな扉をこじ開けることができるのです。この無駄にでかいドリップマシーンを目の前にして、これを開発したカリタの開発者の皆さまへ拍手を送りたい気持ちになりました。
最上の一杯を堪能するには、はやり自分の手で丁寧にドリップするのが一番。しかし、いろんなご家庭の事情やスタイルがあって、どうしてもコーヒーメーカーに頼らざるを得ないという方も多いかと思います。そんな皆様が、簡単に挽きたてのコーヒーを簡単に飲めることができたら、それに越したことはございません。
この全自動コーヒーメーカーがもっともっと小型化されて、普及価格で買えるようになる日がきたら、今まではスーパーでコーヒーを買っていたという方も、自家焙煎珈琲豆の香りの素晴らしさをきっと再発見してくれるに違いありません。そんな日が来ればいいなあと、未来に思いを馳せる店主なのでありました。
01/08: 新しいブレンド
Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
新年明けましておめでとうございます。
年が変わって、十色珈琲のラインナップも一部変更になりましたのでお知らせいたします。
1.十色ブレンド(420円)
従来のハウスブレンドに代わるブレンドです。配合比率がちょっと変わりました。ブレンドに使用しているブラジル豆が、ショコラから樹上完熟へと変更になった関係で、使用するストレート豆の単価上昇にあわせて、従来の400円から420円とさせていただきました。
2.ハーフ&ハーフ(450円)
ブラジルとガテマラを半分づつで配合したブレンドです。もともと我が家に友達が来たとかに出していたブレンドなんですが、お菓子類といっしょにいただくにもいいですし、そのままでもコクと香りが楽しめるブレンドになっています。シンプルなブレンドですが、美味しいので販売決定。2種類の豆を混ぜるだけで生まれる味わいを、ぜひともお試しください。
年末年始のお休みは、やりたかったことを一気に澄ませてスッキリしました(笑)。
まずは、店の焙煎機の手入れ。排気ダクトを分解して、中にたまった煤を掃除します。
そしてスピーカーの作成。
娘がウォークマンを聞く時用のスピーカーです。「stereo」という雑誌に付いてきたユニットを保管してあったのですが、やっと箱に入れてあげることができました。総製作費は8000円くらいですが、結構いい音です。娘も気に入ってくれたようで一安心。
同じく「stereo」誌の付録。最新刊(13年1月号)の付録なんですが、USB-DAC付きヘッドフォンアンプの基盤です。要はPCと接続して高品質な音でヘッドフォンで音楽を聴くための装置です。基盤むき出しでは使い勝手が悪いので、ケースに入れることに。次女のiPod Touchの空きケースがありましたので、それに組み込んでみました。
ドリルを一切使わずにハンダゴテで穴を開けてボルトオン。精度と見かけは今ひとつですが、その変わり1時間もかからずに完成しました。ボリュームツマミをちょっとだけ高級なタイプに変更しただけですが、なかなかの見栄えになりました。付録といっても、老舗のオーディオメーカー「LUXMAN」が監修したモノですから、侮れない音がします。
そんなこんなであっという間に7日間のお休みが過ぎてしまいました。またコーヒー豆を焼く日々が戻ってきたわけですが、変わらない毎日でも何かしら進歩していけるように過ごしていけたらと思っております。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
年が変わって、十色珈琲のラインナップも一部変更になりましたのでお知らせいたします。
1.十色ブレンド(420円)
従来のハウスブレンドに代わるブレンドです。配合比率がちょっと変わりました。ブレンドに使用しているブラジル豆が、ショコラから樹上完熟へと変更になった関係で、使用するストレート豆の単価上昇にあわせて、従来の400円から420円とさせていただきました。
2.ハーフ&ハーフ(450円)
ブラジルとガテマラを半分づつで配合したブレンドです。もともと我が家に友達が来たとかに出していたブレンドなんですが、お菓子類といっしょにいただくにもいいですし、そのままでもコクと香りが楽しめるブレンドになっています。シンプルなブレンドですが、美味しいので販売決定。2種類の豆を混ぜるだけで生まれる味わいを、ぜひともお試しください。
年末年始のお休みは、やりたかったことを一気に澄ませてスッキリしました(笑)。
まずは、店の焙煎機の手入れ。排気ダクトを分解して、中にたまった煤を掃除します。
そしてスピーカーの作成。
娘がウォークマンを聞く時用のスピーカーです。「stereo」という雑誌に付いてきたユニットを保管してあったのですが、やっと箱に入れてあげることができました。総製作費は8000円くらいですが、結構いい音です。娘も気に入ってくれたようで一安心。
同じく「stereo」誌の付録。最新刊(13年1月号)の付録なんですが、USB-DAC付きヘッドフォンアンプの基盤です。要はPCと接続して高品質な音でヘッドフォンで音楽を聴くための装置です。基盤むき出しでは使い勝手が悪いので、ケースに入れることに。次女のiPod Touchの空きケースがありましたので、それに組み込んでみました。
ドリルを一切使わずにハンダゴテで穴を開けてボルトオン。精度と見かけは今ひとつですが、その変わり1時間もかからずに完成しました。ボリュームツマミをちょっとだけ高級なタイプに変更しただけですが、なかなかの見栄えになりました。付録といっても、老舗のオーディオメーカー「LUXMAN」が監修したモノですから、侮れない音がします。
そんなこんなであっという間に7日間のお休みが過ぎてしまいました。またコーヒー豆を焼く日々が戻ってきたわけですが、変わらない毎日でも何かしら進歩していけるように過ごしていけたらと思っております。
本年も何卒よろしくお願いいたします。