昨日8月7日は「立秋」だったそうで、今日からは暦上では残暑ということになるようですが、いやもう勘弁してくださいよ・・・という暑さが続いております。

十色珈琲の8月のお休みですが、定休日に加えて16(金)〜20(火)まで夏休みをいただきます。11(日)から15(木)のお盆期間は営業しておりますので、何卒よろしくお願いいたします。


--- 十色珈琲・8月のお休み ---

10(土)
16(金)、17(土)、18(日)、19(月)、20(火)
24(土)
31(土)



<<< 雑談 >>>

6月に善光寺の表参道を散策してきたのですが、その際に「今日はフィルムカメラで撮影してみよう」と思い立ち、久しぶりにフィルムカメラを持ち出してみました。

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OLYMPUSのOM-1。私とほぼ同じ歳くらいのカメラですが、手元に残してある唯一の機械式一眼レフカメラです。

電池なしでも動く機械式カメラということで、オートモードなどは当然ありません。ピント合わせ、シャッタースピード、絞りをすべて自分で設定し、一枚撮影するごとに被写体の条件にあわせてそれらを変えていかなくてはなりません。

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今回は撮影したフィルムを「カメラのキタムラ」さんにて、現像と、撮影データをデジタルデータにしてCDに焼いてくれるというサービスを利用しました。


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明暗差が激しいところだとなかなか綺麗に撮影するのはむずかしいですが、デジタルカメラには出せない独特の色乗りがあって、やっぱりフィルムは楽しいな・・・と再確認させられます。

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数年前に若い人たちの間でフィルムのコンパクトカメラで写真を撮るのがちょっとしたブームとなりました。これで少しはフィルム生産の寿命は延びたかな〜と思ったのですが、フィルム自体の価格が高騰して、標準的な24枚撮りフィルムが¥2,000(!)という時代になり、若者もさすがにさっさとこの流行りからは撤退してしまったようです。


あと何年フィルムは生産してもらえるのかな?と思いつつ、限られた枚数しか撮れないからこその1枚に込める想い、それがフィルムカメラの最大の醍醐味です。自分の人生の中であと何回フィルムカメラを手にして撮影に臨めるのかはわかりませんが、その時間を大切にしようと思うのでした。