我が家の庭にも、ここ数年恒例となりつつあるカワラヒワの営巣する姿が見られるようになり、ようやく松本平の長い冬が終わったのだと実感する今日この頃です。

春の訪れとともにやってくるのがゴールデン・ウィーク。皆さんは今年はどんな計画を立てますか?

当店は例年と同じく、祝日であっても営業する予定です(ただし定休日の土曜日を除く)

しかしながら、5月3日(火)、5月4日(水)、5月5日(木)におきましては18:00までの営業とさせていただきます。いつもよりも1時間早く閉店させていただく”時短営業”とさせていただきますので、何卒ご了承お願いいたします。

昨年、一昨年も同様に「時短営業」をさせていただきました。当店は飲食をともなう店ではありませんし、観光客がどっと押し寄せるような場所で営業しているワケではないのですが、それでも3年前までに比べれば遠方から立ち寄ってくれる方も少ないでしょうし、いつもご利用いただいている皆様も遅い時間まで活発に行動される感じでもないかな・・・ということで決めさせていただきました。

お店を営んでいると決まった営業時間を守らないことにすごく罪悪感を覚えるものなのですが、一度「時短営業」なるものを実施してからは、「これもアリかな」という気持ちに変わりました。

多くの皆様がコロナ禍での生活スタイルを余儀なくさせられて、ゴールデン・ウィークをのんびりと過ごされることと思います。私もいつもより早めにお店を閉めることでできた時間を、妻とともにいつもより少しだけのんびりと夕食をとることに充てさせていただきたいと考えている次第です。

何卒ご理解いただければ幸いです。



そうそう、冬の終わりを感じるものといえば、我が家では自家製味噌をいただくことでそれを感じます。

自家製味噌を「仕込む」のではなくて「いただく」と表現させていただくのは、その言葉通りに、すでに樽に仕込んだ生味噌を「おすそ分け」してもらうからです。

大豆を砕いて塩を混ぜて・・・という一連の一番重要なところを他人に任せておきながら、それを「自家製味噌」というのはあまりにもおこがましいと思うわけでありますが、半年以上の期間を寝かせて発酵させる味噌というものは、おそらくはその寝かせる場所の違いによって出来上がる味わいが家庭ごとに異なると思われますので、せめてここは控えめに「自家発酵味噌」というような表現をした方がいいのかもしれません(汗)

そんな味噌を仕込んでくれるのは、当店の開店当時からお付き合いさせていただいているHさん。毎年この時期になると「今年は味噌はどうしますか?」と連絡をくださります。本当にありがたいです。

そんなHさん、今年は仕込んだ味噌とともに手作りの「甘夏みかんのマーマレード」を持ってきてくださいました。たまにいただく手作りのジャムはいつもとても美味しくて、いただく度に笑顔になってしまいます。

null

ちょっと厚めの食パンに切り込みを入れて、いつもよりちょっとだけ多めにバターを塗ってトースターで焼き上げて。甘夏みかんのマーマレードを添えてあげれば、それだけでいつもの食卓よりずっと豪華なランチが完成します。そしてこれが抜群に美味しい!自然の甘みがギュっとつまったマーマレード、本当にありがたくいただきました。

Hさん、ありがとうございました!!!