7月15日は第3金曜日ですので、当店の定休日となります。
毎土曜日の定休日と合わせて、15日(金)、16日(土)と連休となりますので、何卒ご了承願います。

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先月のとてつもない猛暑が続いていた週の週末、善光寺の御開帳へ行ってきました。

説明するまでもなく、絶対秘仏とされ住職さえも見ることが許されていないというご本尊様を公開するという催しなのですが、実際に公開されるのはご本尊様のレプリカである「前立本尊」であり、これと紐でつながっている回向柱を触ることでご利益に授かることができるということになっています。

すでに江戸時代にご本尊様は消失してしまっているのではないか・・・という説もあるそうですが、まさにこれは神のみぞ知るところでありましょう。

ネットなどで伝わってくる情報によれば、週末の午前中から昼過ぎあたりまでは、回向柱を触るのに1時間以上の待ち行列ができているとのこと。コロナ対策云々よりも、猛暑のさなかに屋外でそんな目に合うのは滅法御免というわけで、午後3時過ぎに自宅を出発し、現地へは午後4時過ぎに到着するようなスケジュールを組みました。

これが功を奏し、渋滞にあうこともなく、回向柱にも待ち時間なしで触ることができました。善光寺へ1時間以内で行けてしまうという地の利を生かした予定を組めることに感謝であります。

もっともあまり信心深いとは言えない私の楽しみは、ご本尊様とか回向柱とかよりは善光寺周辺の散策です。


それぞれに御堂があり住職がいるという39軒もの宿坊の構えを見たり、今はレストランになっている旧本陣の建物を眺めたり、歴史的な背景がわからずとも見るからに古そうな建物たちが並ぶ街並みは、歩いているだけでワクワクしてきます。

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今回の散策でのベストショットは、表参道にある善光寺郵便局。かつては和風旅館(旧・五明館)だったという建物。

宿場にある郵便局はかつての問屋場が郵便局に変わったというところが多いので、こちらもそういう経緯なのかと思ったのですが、和風旅館のフロント部分を改修したという郵便局もなかなか素敵ではありませんか。

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と、7年に一度という大きなイベントを見てきたわけでありますが、回向柱に触りながら「コロナ終息」「世界平和」を祈ってみても、なかなか現世はそのような具合にはなってくれませんね。