今日は、松本市中町通りにある蔵シック館まで足を伸ばしてきました。

お目当ては「木の匠たち展2010」。
当店でも販売させていただいた木のメジャースプーンを製作していらっしゃる酒井さんをはじめ、長野県内外の素晴らしい「木の匠」たちの作品に触れさせていただきました。

どの作品も素晴らしいものばかりで、思わずため息。
「欲しいなあ」と思って値段を見て、また、ため息。
いくつか、とても欲しい作品もありました。
がんばっていつの日にか、それらをドンと揃えてみたいものです。

ところで、今日は週末だというのに、松本中町通り周辺は閑散としておりました。この暑さですから、みなさん外出を控えているのかもしれません。でも、長野県が誇る観光地「松本」がこれでいいものかと、ちょっと寂しくなりました。

善光寺がある長野市もそうですが、最近はバスツアーが増えて、観光客の皆さんが「松本城」だけ見てすぐ移動、「善光寺」を見たらすぐ移動、みたいな内容のツアーも多いようです。つまり、のんびりと街の散策をしている余裕がない。これでは、その街に暮らす人々の文化なんかが伝わるはずもありません。

今や日本中どこに行っても、同じコンビニ、同じチェーン店があって、車窓からの風景はあまり代わり映えしません。沿道にはセンスのない「桃太郎旗」がヒラヒラと舞っている光景ばかりです。歩いて楽しい街並、それが急速に失われていくようで、何だか考えさせられてしまいます。

話しが横道にそれてしまいました・・・
「木の匠たち展2010」は、明日(9/5)もやってます。
入場は無料ですので、お時間がある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。