今日は第3金曜日ということでお休みでした。毎土曜日のお休みは、毎週決まったルーティンがあるので、なかなか自分の趣味の時間が取れなかったりするのですが、月に1度の金曜日のお休みには、思いっきり羽を伸ばさせてもらっています。

今日はオープン・ガーデンにされているお宅の庭を見させていただいたり、美味しい中華料理のお店にいったり、部屋の模様替えをしたりと、充実した休日を過ごさせていただきました。

ランチを食べに行ったお店は松本にある薬膳中華のお店。深志高校のすぐ北側にあるお店です。前から行きたいと思っていたのですが、なかなかキッカケがつかめずに、今日、ようやく訪ねることができました。美味しい水餃子と炒飯をいただいて、とても満足だったのですが、ふとお店にあった張り紙を見たら「6月28日をもって閉店します・・・」という文字が。

残念なニュースではありますが、このお店が営んできた12年という歳月の1日に加えさせていただけてよかったと思いました。ありがとうございました。

ランチを食べ終えた帰り道、窓越しに見えた大手のチェーン・レストランの店内は満席でにぎわっている様子。その一方で町の人に愛されてきたであろう、愛情のこもった優しい味わいがあるお店がひっそりと幕を下ろしていく。なんだかやりきれないですね・・・。

夕食後のデザートは、お菓子作りの達人「Kさん」が作ってくださったチョコバナナ・タルトをいただきました。上にはたっぷりのアプリコット・ソース。愛情を込めて、一人の職人の手から生み出される優しい味わい。チェーン店の味をすべて否定するわけでは決してありませんが、やはり私は「作り手の顔」が見えるものに対価を払いたい。改めてそう思ったのでした。