Archives

You are currently viewing archive for June 2012
Category: 一般
Posted by: toirocoffee
お店の外装のリニューアルがほぼ完成しました。

ショップサインなども新規で作成したいとも考えておりますので、改装プランが全て終了したわけではないのですが、当面の当店の店構えはこんな感じです。



お店へは、正面からのアプローチではなくて、駐車場から横階段にて入っていきます。手摺りも設けましたので、足元が不安なご年配のお客様にも安心してご利用いただけるようになりました。

店の正面に位置していた枕木の階段を撤去して、正面はレッドシダーのフェンス張りとなりました。普通だったら店と同系色でフェンスも塗りたいところですが、今回は思い切って遊んでみることに・・・。
何とホワイト!

どうですか?長かった夏休みが終わって登校してみたら、気になるあのコの髪型がロングからショートボブに変わっていて、思わずドッキリ・・・みたいな変化でしょうか(笑)。なんともオヤジ的な例えで申し訳ございません・・・。

これからは、白い階段を上ってご来店ください!
お待ちしております。


Category: お知らせ
Posted by: toirocoffee
アジサイの花が梅雨の庭を彩る頃になると、「そろそろアイスコーヒーの季節だな」と思い出します。



本格的な暑さが到来するのはもう少し後かとは思いますが、アイスコーヒー用のブレンド「オーバーフレンチ」を販売開始しました。

ドリップで作るもよし。水出しで作るもよし。
皆さんそれぞれのアイスコーヒーをお楽しみいただけたらと思います。


Category: 一般
Posted by: toirocoffee
先週までの当店の店構え。
現在改装が進んでおり、すでにこの姿ではありません。緑がからまったこの感じも好きだったんですけれども・・・


(撮影:ハウスアレンジ、降旗社長様)

改装がすべて終了したら、新しい店構えの写真もアップしたいと思っています。

お店が10年目に突入し、もうちょっとお店らしい店構えにしたいということで考えた改装ですが、今まで気になってきた「ちょっとしたトコロ」を変更すべく業者さんにはお願いしました。

お店を始めてから気が付いたことの1つが、店内へのアプローチの方法でした。手作り感を大事にしたいという思いから、店へ上がる階段は、私が施工した枕木を並べた階段を使用していました。しかし枕木の幅は20cmほどしかありません。結果、階段から降りていく時のお客様の足元が窮屈になってしまっておりました。ご年配のお客様がお帰りになるときは、「足を滑らせてしまわないかな・・・」と、いつもヒヤヒヤとしていたのです。

また、店の屋根には雨どいを付けなかったために、雨の日に駐車場に車をお停めになったお客様の足元に、屋根から落ちた雨水が跳ねて掛かってしまう状態でした。

店を始めた時は、取り扱うコーヒー豆のことばかり考えていて、お客様が快適にお店に入ってこれるような気配りに欠けていました。店というのは、そこで取り扱う商品だけが売り物なのではなくて、「店を使っていただくという行為そのものがサービースの一環である」ということに、お店を始めてみてはじめて気がついたのです。

今度の階段は踏みしろが30cmありますので、安心してご利用いただけます。
屋根に雨どいも付けましたので、雨水の跳ね返りもありません。
駐車場入り口の間口も若干拡げましたので、車の出し入れも楽になります。

当店を9年間も愛してきてくれたお客様が、またこれから先の10年も当店を愛してくれますように。
そんな思いで、ちょっとばかり改装させていただいた当店です。
今後とも変わらぬご贔屓のほど、何卒よろしくお願いいたします。


06/19: 朴葉

Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
6月になると、木祖方面のお客様と必ず話題になるのが「朴葉巻」。ご存知ない方のために簡単に説明すると、柏餅の柏の葉を、朴の葉にしたものと考えてもらえば良いかと思います。ただ、数枚の葉が枝についたまま餅を包むのが特徴の朴葉巻は、枝からいくつもの餅がぶら下がっているところが、柏餅などとは決定的に異なる点です。

ここ数年は朴葉巻の季節になると、必ず木祖まで出掛けていって購入していたのですが、今年はちょっと楽をさせていただきまして、塩尻市内の和菓子屋さんで買い求めました。地方に伝わる伝統的なお菓子ですから、本当は現地まで行きたいところですが、それでも、我が町に朴葉巻が買える店があることに感謝した次第です。

そんな話しをしていたら、木祖のお客様であるAさんから、枝についたままの朴の葉をいただきました。長さが30cmはあろうかという葉が何枚もついたままの枝の存在感といったら、それはもう圧巻です。更に「朴葉巻の作り方」のイラストがはいった絵ハガキまでいただきまして、本当にありがたいことであります。

木祖の方たちは、朴葉巻を自分のご家庭で作られる方が大多数。私も作り方を教えていただいたことだし、ちょっとトライしてみようかな?とも思いましたが、ここのところパンだとかお菓子だとかを作る気力がすっかり無くなってしまいまして(何でだろう?)、今回は料理のお皿として使わせてもらいました。



料理は妻の担当。カレー風味の鶏肉の炒め物です。
なんでも朴の葉には殺菌作用があるそうで、昔の人たちは生活の中からそういった知識を学んで、それを活用していたかと思うと、あらためて昔の人々の生きるチカラみたいなものを感じます。

スーパーに並んだ味気ない白いトレーに入った食品の数々を昔の人たちが眺めたら、さぞかし奇異な光景に映るんだろうなあ。


Category: お知らせ
Posted by: toirocoffee
15日は第3金曜日ですので、当店の定休日となります。
15(金)、16(土)と連休となりますので、何卒ご了承願います。


Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
シグリの販売終了に続いて、マンデリンも新銘柄に変更になりました!

その名も「マンデリン・ブルーリントン」。
いいでしょう?この響き。
豆用のラベルももちろんブルーでデザインして、爽やかな感じで仕上げましたのでお楽しみに。

今まで使用してきた「マンデリン・レイクタワール」なんですが、最近どうも豆の品質が低下してきておりまして、欠点豆の混入率が高い上に、豆の粒揃いもよろしくない。せっかくプレミアムなコーヒー豆を扱う専門店なのですから、これではイカンだろうということで、今回は「ブルーリントン」に白羽の矢を立てました。




この深いグリーン!これぞマンデリン。
スマトラ式と呼ばれる独特の精製方法から生み出されるその豆は、他のどの国の豆より深い緑を身にまとうのです。色が濃いということは、それだけ水分を多く含んでいるという証しですので、フレンチローストという極深炒りに耐えうる資質を充分に持ち合わせているということなのです。

おまけにこの「ブルーリントン」、なんと現地で3回以上もハンドピックをしてから出荷されますので、本当に欠点豆の混入がありません。粒揃いも均一で言うことなしです。

フレンチローストにした味わいは、マンデリンならではの独特の深いコクと芳醇な香りを持ちながら、それでいて実にクリーンな印象です。マンデリン好きな人からは「物足りない」と言われないかと心配さえしてしまいます。

マンデリンといえば、かなりクセのある味で、好き嫌いのはっきり別れる豆です。マンデリンは苦手という方もたくさんいるかと思います。でも、そんな方にはぜひとも「ブルーリントン」を試してみていただきたい!それでもダメならマンデリンのフレンチローストは嫌いになってもらって結構・・・というくらい素晴らしいマンデリンです。


Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
当店の1番人気のコーヒーといえば、ダントツで「シグリ」です。正式には、「パプアニューギニア・AA・シグリ農園」。穏やかな苦味と酸味。マイルドコーヒーの決定版といっても良いでしょう。お客様からののリクエストで一番多いのが、「酸味が強いコーヒーは苦手。かといって苦すぎるのも・・・」という内容。そんな時、私は迷わず「シグリ」を勧めてきたわけで、結果として当店のNo.1になってしまったというわけです。

そんな「シグリ」なのですが、同じくパプアニューギニアの「キンデン農園」へとバトンタッチすることになりました。長い間「シグリ」しか飲まなかったというようなシグリ固定のお客様は、きっと多いに戸惑われることかと思います。無理もありません、「シグリ」と「キンデン」、まったくもって響きが違う・・・(そういう問題ではないか)。

コーヒー豆だって農産物でありますから、出来が良い年もあれば、それほどでない時もある。いやいや、出来が良くたって、それを上回る出来の豆があれば、それはいた仕方のないことであります。キンデン農園を試飲してみた結果、「今年はこちらで行こう!」と決断いたしました。

「シグリ」同様に、苦味を抑えたマイルドな味わいで、ちょと低めの温度のお湯で丁寧に淹れた時の、穏やかな甘みを感じる美点も一緒。酸味は若干強めかな?という印象ですが、そのためか「フレッシュ感」が増していて、フルーティーな印象です。

「シグリ」を愛してくれた方たちは、キンデン農園の豆も変わらずに愛してくれると信じて疑わない私です。そんなわけで、パプアニューギニア・AA・キンデン農園、販売を開始です!お試しあれ!