朝晩はすっかり寒くなりました。
冬の足音がそろそろ聞こえてきそうです・・・

ごく少量のみですが、マラウィ共和国の珈琲豆を焙煎しましたので、紹介したいと思います。

アフリカ大陸の豆ということで、エチオピア、タンザニア、ケニアのような強い酸味を想像していましたが、そこまでの強い酸味はありません。

もちろん南米やアジア諸国の豆に比べると酸味は強いですが、程よい酸味です。苦みはほどほどですが、コクはしっかりあります。香りは豊潤。



本当にわずかな量しか用意できませんでしたので、数日で売り切れてしまうかと思います。気になる方はお早目に！

昨日は定休日。さて、何をしようかと考えましたが、木曾の開田高原まで蕎麦を食べに行くことにしました。

御嶽山の噴火で、木曾の観光産業は大きなダメージを受けているというニュースをテレビで見ました。旅館などの宿泊キャンセルはもちろん、地元の蕎麦屋さんなどのお客さんも２〜３割も減ってしまったとのこと。開田高原の蕎麦祭りなどのイベントも、軒並み中止となってしまいました。

私たち夫婦が蕎麦を食べたくらいで、町の活気を取り戻せるわけではありませんが、県外の観光客の方々が木曾に再び訪れてくれるまで、私たち長野県人が、少しでも木曾の手助けになれればと思います。

今回お邪魔させていただいたのは、開田高原の入り口にあるお蕎麦屋さん「時香忘（じこうぼう）」さん。以前から気になっていたお店ですが、当店のお客様数人から「美味しいですヨ」という推薦をいただいておりましたので、今回訪ねてみることにしました。




駐車場から回廊のように伸びる小道を歩いていくと、お蕎麦屋さんとは思えないような素敵な空間が。お値段は普通のお蕎麦屋さんに比べると高いですが、掛かっている手間暇を考えると納得。

注文したのは、「極粗挽き寒ざらし熟成蕎麦」。

石臼で極粗挽きにした蕎麦粉に、オヤマボクチという植物の葉脈をつなぎに使った蕎麦を、こねてからすぐには打たずに数日間寝かせ熟成させることで、旨味と甘みを引き出すことができるのだそうです。



喉越しで味わうというよりは、強い蕎麦の香りを楽しみながらしっかりと味わう感じのお蕎麦だと感じました。とても美味しかったです。

添えられた本わさびを、鮫皮のおろしで擦って、それをお蕎麦につけていただくと、蕎麦の旨味が引き立ちます。ツユにつけなくても１枚食べられちゃいそうな感じ。それだけしっかりと蕎麦に味があります。

県外に住む友人達にもぜひとも紹介してあげたいお蕎麦屋さんです。美味しいお蕎麦が食べたくなったら、ぜひとも木曾路へ！

お蕎麦を堪能したあとは、開田高原の奥にある、九蔵峠の展望台へ。



５０人以上もの登山客の命を奪った噴火。未だに火口からはもくもくと噴煙が立ち上っています。その白く湧き出る煙は、まるで生き物のように青い空に伸びていました。


帰りの途中、木曽福島の駅の近くの和菓子屋さんで、木曾の秋の名物である「栗子餅」を購入しました。初夏の名物「朴葉巻き」と並んで有名な木曾の味。大好きなんです。家に着いてから、珈琲を淹れて、木曾の秋を美味しくいただきました。




松本平から１時間半ほどで行ける開田高原。そして木曽福島。日帰りでちょっとドライブを楽しむにはとてもいいコースだと思います。今なら道中の紅葉がとてもきれいですよ！

１７日は第３金曜日ですので、当店の定休日となります。
１７日（金）、１８日（土）と連休となりますので、何卒ご了承願います。

今年も大好きなりんご、「紅玉」の季節がやってきました！！！



この鮮やかな赤を見るだけで美味しそう・・・



刻んだ紅玉を鍋に入れ、砂糖と、剥いた皮を入れて待つこと数時間。
果汁が染み出してきて、鍋に水分が溜まってきます。
本当は一晩くらい置いておきたいところですけれど。



シナモンを少々入れて煮詰めれば、ほんのり色づいた紅玉ジャムの完成！
明日からの朝食が楽しみ。


私がジャムを仕込んでいる間、妻はピザの生地作り。
１０分ほどこねこね・・・。



今日はきのことベーコンのピザ。
アンチョビを入れ忘れたけど、美味しかった〜！