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Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
先週から、「ブラジル・プリマヴェーラ農園・デカフェ」の販売を開始しました。
「デカフェ」とはコーヒーからカフェインを除去した「カフェインレス」のことを指します。

ここ数年いろんな場所で「デカフェ」を目にすることが多くなり、当店にも何度か「デカフェの豆はありますか?」という問い合わせをいただいたことがありました。

当店にいらっしゃる常連様の中にも「授乳期間なのでしばらくコーヒーは控えたい」という方もいらっしゃったりして、デカフェの珈琲豆の販売も検討する必要があるかなあ・・・と思っておりました。

ただ悩んでいても仕方ない、ここはひとつ実際に販売してみようではないか!ということでありまして、当店初のデカフェの珈琲豆の販売と相成ったわけであります。


夜にコーヒーを飲んでしまうとなかなか寝付けない・・・という方も多いのではないでしょうか。実はウチの妻もそのタイプでして、夜にコーヒーを飲む時はごく少量にとどめたりして工夫しておりました。しかしデカフェのコーヒーであれば、美味しいケーキのお共にコーヒーがたっぷり飲める!ということで、さっそくテストを兼ねて夜コーヒーを実践することに。



デザートは「パティスリー・ニューモラス」さんのショートケーキ。言わずもがな日本人なら皆大好きなショートケーキ。ケーキの種類を何にしようかと思って悩んでしまったらこれをチョイスすれば間違いないでしょう(笑)
厳選された材料を使用したニューモラスさんのケーキはまったくもたれることがなくてぺロりと食べてしまいます。やっぱり生クリームにはコーヒーが抜群にあいますね。

で、肝心のデカフェの効果ですが、いつもなら夜にコーヒーを飲んでしまうとなかなか寝付けないという妻もすぐに寝つけたということで、デカフェの効果はきちんと立証された思っております。ヨカッタ〜。


カフェインをコーヒーの生豆から抜く方法はいくつかあるようですが、ブラジル・プリマヴェーラ農園の豆は「スイスウォーター式」を採用しているとのこと。専門的なことはあまり詳しくないのですが、簡単に言うと特殊な水溶液に漬けてカフェイン成分のみを豆から脱去するということのようです。

そのような特殊なプロセスを経ているため、生豆はちょっと潰れたような感じで先が割れた状態のものが多いです。完全に割れてしまったものなどは当店でハンドピックによって取り除いておりますが、どうしても焼き上がりの豆の粒ぞろいは不均一です。また生豆の色も非常に濃いグリーンのため、中炒りで焼き上げても大分黒く焼き上がります。見た目は深炒りに見えるほどです。そのあたりはデカフェの豆の特徴としてご理解いただければと考えております。

そんなワケで当店でも取り扱いを開始した「デカフェ」のコーヒー豆。
とりあえずは年内を目途としたスポット的な販売とさせていただき、当店のお客様のご感想やどれくらいのニーズがあるものなのかを判断させていただきたいと考えております。お知り合いで「デカフェ」の珈琲豆を必要とされている方がいらっしゃいましたら、当店に取り扱いがあることなどをお伝えいただければ幸いです。

「ブラジル・プリマヴェーラ農園・デカフェ」、¥560(100g)で販売中です!


Category: お知らせ
Posted by: toirocoffee
11月16日は第3金曜日ですので、当店の定休日となります。16日(金)、17日(土)と連休となりますので、何卒ご了承願います。

フルーツの甘い香りが何ともいえない「ニカラグア・カサブランカ農園・カツーラ・ナチュラル」、好評販売中です!

豊潤な香りと複雑な味わいを楽しむのはもちろんですが、この豆でコーヒーを淹れている瞬間こそが、実は一番至福のひと時なのかもしれません。

その豊かな香りを、ぜひご家庭でもご堪能ください。





Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
今週から販売開始した期間限定販売豆のお知らせです。

ニカラグア・カサブランカ農園(カツーラ・ナチュラル)
ハイロースト(中炒り)¥580/100g


カサブランカ農園の珈琲豆は過去にも取り扱ったことがあるのですが、とても品質が良くて雑味の無いクリーンな印象の豆でした。カサブランカ農園の主たる珈琲豆の精製方法はウォッシュ式なので、そのクリーンさはウォッシュした豆ならではのもの。しかしながら、少量ではありますがナチュラル精製の豆も出荷しているとのことですので、今回は迷わずナチュラルをチョイスしてみました。

精製方法はナチュラル、しかも豆はカツーラ種のみを集めたもの。最近販売開始した「シグリ・マウントハーゲン」はティピカ種のみを集めたものでしたが、「農園指定」「地域指定」といったプレミアム性の高さに加え、珈琲豆の中のいくつかの「原種」の1つのみをセレクトするという、これはもう自家焙煎珈琲豆店だからこその楽しみかな・・・などと思っております。



生豆はいかにもナチュラル!生豆のことを「グリーン・ビーンズ」と表現しますが、ナチュラル精製の豆に関して言えば、いかにも果実の種といった風情が漂うブラウンが混ざって、生豆から強烈に香ってくる甘い香りを嗅いでしまえば、それは期待も高まるというものです。


ハイロースト(中炒り)で焼き上げた豆を試飲してみます。淹れている時の豊潤な香りの印象はそのまま、口にしてもフルーツ感たっぷりのオレンジを連想させるような豊かな酸味を感じます。もっともナチュラルの珈琲の味わいは本当に複雑で、口にする人それぞれがいろんな味わいを発見することでしょう。苦みはほとんど感じませんが、この味わいを堪能するには苦みさえも邪魔な要素と感じる気がします。

焙煎してから3日目の豆を試飲してみると、更に深いコクが強まって、フルーツ感に加えて熟成したワインのような深みを感じるようになります。焼きたての豆で試飲した時は、あと味は思いがけずスッキリしたものでしたが、数日経過した豆では後味も余韻をひくような印象へと変わりました。


単一種(カツーラ)のナチュラル精製豆ということで、収穫量もとても少ない希少なロットです。当店でも販売できる量は限られておりますので、気になる方はお早目にどうぞ。



--- 雑談 ---

先週末は安曇野まで足を伸ばしました。私の母、そして妻の母、いずれも「さかた」さんの「おやき」の大ファンでして、年に何回かは買い出しに出掛けます。2人とも「ひじき胡桃」のおやきが大好物なようです。私は「やさい」、妻は「野沢菜」が大好きです。甘党の私は、もちろん「小倉」も大好物であります。



実は数年振りにデジタル一眼カメラを購入しまして、その試写も兼ねてドライブしたのですが、今年の紅葉の色づきは今一つのような気がします。猛暑に台風と、植物にとってもストレスが多い夏だったからでしょうか・・・。結局風景は1枚も撮影しませんでした。トホホ。