先日、いつもお世話になっているパン屋さんに行った時のこと。

お店の前の道路脇に車を停車させようと、縁石ギリギリまで左側に車を寄せました。少しでも縁石に寄せて停車したいという考えから、多少タイヤが縁石にこすってもいいくらいの気持ちで車を寄せるのが私のクセなのです。

この時もタイヤ側面が縁石にちょっとこすったかな?と思った瞬間、プシューという勢いのある空気音が聞こえてきました。まさか・・・と思いましたが、車から出てタイヤを見てみると、すでに空気が抜けたタイヤはぺしゃんこになっていました。

タイヤの側面が縁石にこすったくらいでパンクするか?と思い縁石を見てみると・・・。縁石は長方形のブロックを横につなげてできているワケでありますが、どうしてか1か所だけブロックが外されている個所がありまして、その部分のフチはきれにカドが出ているのです。

推測するに、そのカドの部分にタイヤの側面が斜め方向から摩擦して、タイヤ側面が破れたようです。タイヤが路面に接する部分は、かなり凹凸のある路面にも対応できる厚さがあるかと思うのですが、側面というのは、それほど厚いわけではありません。運悪く、とがったものに接触した場合はこんな惨事を呼ぶことになってしまうのです・・・



あちゃ〜と思いながら、タイヤ交換するために必要な道具と手順などを思い描いてみたら・・・ボルトがないっ!私の車はメーカー純正のホイールではないために、専用のボルトを使用しています。荷室に積んでいるスペアタイヤは純正ホイールなので、ボルトは純正のものを使います。つまり、せっかくスペアタイヤを積んでいるクセに、それに適合するボルトを積んでいなかったという、なんともお粗末な話しでありました。トホホ・・・。

何とかボルトを家まで取りに行って現場に戻りタイヤ交換しましが、さすがに気持ちはへこみました。まあ、こうやって痛い失敗をして、また一つ経験値が上がったと思うことにいたしましょう。私が学んだ教訓が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです(笑)。

最近は、スペアタイヤを積まずに、パンク修理キットしか積んでいない車が増えました。今回のように、タイヤ側面が大きく裂けてしまったら、修理キットなど何の役にも立ちません。車のグレードによって違いがあるのならば、スペアタイヤをきちんと積んでいるグレードを選ぶのが懸命ですネ。タイヤがあってもボルトを持ち合わせていなかった私が言うことではないですけれでも・・・


最後に・・・
突然のアクシデントに、いろいろと手助けをしてくださったパン店のMさん、本当にありがとうございました。