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Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
3月の限定販売豆、パナマ・ハートマン農園が完売となりました。

そこで、4月まではもうちょっと日にちがあるのですが、本日より4月の限定販売豆を販売開始いたしました。


ブラジル・サクラブルボン

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東京ではすでに桜が満開だとか。松本平は4月の第一週目くらいの開花予想が出ておりますので、それに先んじて「サクラブルボン」を販売したいという思惑もあったという次第であります。


実際には「アマレロブルボン」という品種のコーヒー豆で、黄色く完熟するのが特徴の豆です。甘みのあるフレッシュ感が日本の春にぴったりということで「サクラブルボン」という名を冠されて販売されているということであります。

焙煎度合いはシティーロースト(やや深煎り)なのですが、ブラジル豆から想像されるような苦みが前面に出てくる味わいではなく、柔らかな酸味と程よいレーズンのような甘みを感じるフレッシュな味わいです。

サクラの季節にぴったりのブラジル・サクラブルボン。ご堪能いただければ幸いです。


ブレジル・サクラブルボン シティーロスト
¥780(100g)


本日より店頭にて販売開始しております。


Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
第三金曜日は定休日でしたので、いつもように高速道路を使わない「下道ドライブ」に出掛けてきました。

当初の予定では、
塩尻➡安曇野➡麻績➡千曲市➡上田➡松本➡塩尻
というルートを一日かけてドライブする予定でした。

曇天の空の下、まずは安曇野の「さかた」さんにおやきを買いに行きます。
義母がここのおやきが大好きなので、定期的にまとまった数を送ってあげています。これでまたしばらく楽しんでもらえるかな。


ここから麻績方面へ向かう予定でしたが、空は相変わらずの曇天。
せっかく山間を抜けて善光寺平へ行くというのに、青空が見えないのはなんとももったいない。

妻と話しあった結果、ルートを変更してBASE(バーゼ)さんにランチに行くことにしました。すかさず電話してテーブルを確保してもらったら、どのルートで向かうかを検討

塩尻に戻るルートではつまらないので、安曇野➡松本➡奈川➡藪原、というルートで行くことに。

対向車とのすれ違いも困難な狭いトンネルがあったり、一部野麦街道を通っていくルートはあまり使ったことのない道でしたのでなかなか新鮮。標高の高い地点にはまだ雪が残っていました。


そして藪原のBASEさんに到着。
注文したメニューは、前菜+プチパン+パスタ2種類+ドルチェ+飲み物、で構成される¥2,500(税込み)のランチコース。

まずは前菜。
自家製パンチェッタを載せたグレッシェンテーネ。

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生ハムの完成までには2年かかるとおっしゃっていましたが、塩漬け肉のパンチェッタはもう出していただけるということでさっそくいただきましたが、これがとても美味しい。ねっとりと甘さを感じるパンチェッタとさくさく生地が美味しいグレッシェンティーネの相性が抜群。生ハムの完成が待ち遠しい!


パスタ1種目は、清水牧場さんの10か月熟成チーズ「バッカス」と和えたニョッキ。
これはBASEさんの定番で、今まで何回かいただいていますが、もう安定の美味しさ。一緒に出していただいた自家製パンでチーズを拭って食べたら、これまた素晴らしい感動が待っています。

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パスタ2種目は、自家製サルシッチャのジーリ。
ジーリというショートパスタに、イタリア版の腸詰めサルシッチャとブロッコーリーの組み合わせ。サルシッチャはもちろん自家製で、ほんのりとハーブの香りを感じる味わい。ショートパスタとぴったりですね。

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食後のドルチェは、清水牧場さんのミルクで作ったジェラート。
シンプルなジェラートですが、かかっているソースがモストコットという自家製ソースだそう。ブドウを煮詰めて作るソースだとのことで、これがさっぱりとしたジェラートにいい感じのアクセントをつけてくれて、飽きることなくいただくことができました。

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最後はカフェ・マッキアートで締め。
デミタスカップに入ったエスプレッソに、少量のフォームドミルク。可愛いハートを壊してしまうのは残念ですが、砂糖を軽く1杯入れてかき混ぜたら、グイっと2口ほどでその濃厚なコーヒーのエキスを喉に流し込みます。しばらく口の中に残った余韻を楽しめば、これはもう至福のひと時。

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のんびりとした空気の中、至高のイタリアンをいただく。やぱりBASEさんは素晴らしいお店だな・・・と再認識した次第。
新緑の季節に、木曽路ドライブを楽しみながらまた訪問できればなあ・・・と考えております。




Category: お知らせ
Posted by: toirocoffee
3月17日は第3金曜日ですので、当店の定休日となります。
毎土曜日の定休日と合わせて、17日(金)、18日(土)と連休となりますので、何卒ご了承願います。

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<<< 雑談 >>>

14日はホワイトデーでしたね。私も日頃の感謝の気持ちを伝えよう〜ということで、久しぶりにケーキを焼いてみました。

クルミをトッピングしたブラウニー。
レシピ(村井りんごさんの書籍)ではセミスウィートチョコを使うように書かれていたのですが、カカオ73%のチョコレートを使用した結果、かなりビターな感じのブラウニーになってしまいました。ちょっと焼きすぎた気もします。

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妻は「甘さ控えめで美味しいよ」と言ってくれましたが、自分的にはもっと甘いブラウニーが好みです。またリベンジしたいところであります。

いつも夕食後のコーヒーは「デカフェ」を直火式のモカ・エクスプレスで淹れたものに、少しだけお湯を加えて飲んでいます。この日はブラウニーが苦めに仕上がってしまったので、お湯ではなくて温めた牛乳を加えてカフェ・オレにしました。





Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
今月の限定販売豆「パナマ・ハートマン農園」ですが、本日からシティーロースト(やや深炒り)に変更しました。

今回焙煎するにあたり、ハイロースト(中炒り)とシティーロースト(やや深炒り)の両方を焙煎したのですが、より個性の強く出た傾向にあるハイローストの方を優先して販売いたしました。

しかし、数日後に改めて両者を飲み比べてみて、酸味が減少して甘みとコクがより強く出てきたシティーローストの方が、自分の好みの味に近いという事で、こちらを販売することにした次第です。

すでにハイローストのパナマ・ハートマン農園を飲まれた方は、シティーローストと比較して飲んでみていただければ面白いかと思います。

これから購入される方は、甘みとコクの乗ったシティーローストを存分にご堪能いただければと思います。


パナマ・ハートマン農園 シティーロースト(やや深炒り)

¥700/100g にて販売中です。


Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
昨日は貴重な当店の定休日。月1度だけ第三金曜日もお休みさせていただいているので連休になるのですが、基本的には土曜日だけが定休日ということなので、会社勤めの方に比べたら我が家のお休みはとても少ない。有給休暇なんてもちろんないし。

というワケで、せっかくの休みを十分に楽しもう!という気持ちが、私たち夫婦はとても強いもかもしれません。

定休日の数日前になるとなんだかソワソワ。「今度のお休みは何しようか?」という話題が必ず持ち上がるのであります。

昨日は今年の目標にしている「南信をたくさん楽しむ」という課題を実行に移すべく、塩尻から小野〜辰野を抜けて伊那方面へ。前回通って気持ち良かった広域農道を使って「みのわテラス」に寄るのは忘れません。貴重なトイレ休憩できる場所ですから(笑)

それからパン屋さんでサンドウィッチを買ったら、道を挟んだ向かいの複合施設の駐車場にて車中で食事。今回は午後に楽しみにしているスイーツを食べに行く予定なのでお昼は軽めに。

次は「ファニー・マーケット」という雑貨屋さんにていろいろ物色。こんな歳になっても雑貨屋さんを見て回るのは楽しいものですね。今回はここでは何も購入せず。

先日伊那にお住まいのお客様からいただいたオランジェットがとても美味しかったので、「ドルチェ・カリーナ」さんへも寄りたかったのですが、これから甘いものを食べに行く予定だということで、後ろ髪ひかれつつもこちらはパスすることに。


伊那を後にして権兵衛トンネルを使って木曽路に抜けることにします。高速道路だと、目的地で遊んだ後は同じルートを使って帰ることが多いかと思いますが、「下道ドライブ」では行きと帰り異なるルートにできるところが素晴らしいところ。国道19号に抜けたら、目指すは藪原にあるレストラン「BASE(バーゼ)」さんへ。

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2021年の7月に訪問して以来なので、かなり久しぶりになってしまいました。相変わらず元気そうなご夫婦の笑顔とホスピタリティーに癒されて、甘〜いドルチェを堪能してきました。

ヨーグルトを包んだクレープに「たんかん」が散りばめられ、ハチミツがかかったドルチェ。添えられたアイスクリームにはザクザクとした食感が楽しいクッキー生地が立ててありました。

清水牧場さんの柔らかいチーズ「クワルク」を使ったクレープがBASEさんの定番なので、今日のもクワルクですか?とお伺いしたところ、今回のは清水牧場さんのヨーグルトの水分を搾り取って作ったものだそう。聞かなければ普通にクリームチーズかと思うくらいの滑らかさ。たんかんのジューシーな酸味と相まってすばらしいドルチェ・タイムとなりました。

BASEさん、土曜日はパンの販売をされていて、これはもちろん購入しなくてはと、いくつか包んでもらいました。

帰宅途中にスーパーマーケットに寄って買い物を済ませたら、さっそくBASEさんで買ってきたパンでおやつタイム。さっきドルチェを食べてきたばかりだというのに我慢できませんでした・・・

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甘いデニッシュ・パン2種類。ひとつはカスタードクリームで、もう一つはレモンクリーム。どちらも美味し。いつもゆっくりと食事を堪能したいので、バーゼさんに行くのは平日と決めていたのですが、こんなパンを購入できるのであれば土曜日に行くのもアリだな・・・と思いましたが、今日もテーブルは満席でしたので土曜日のランチタイムに行くならば予約は必須ですね。


夕飯はバーゼさんのじゃがいもを練りこんだパンがあったので、それに合わせてイタリアン(ぽいもの・・・笑)にすることに。私がポークソテーを担当し、妻はサラダ担当。イタリア料理かは微妙なところですが、イタリアのオリーブオイルをたっぷりと使ったので、これは正真正銘のイタリアンでしょう!

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パンはジャガイモの甘みを感じて、料理と相性よし。飲み物はスーパーで見つけて買ってきたウィルキンソンの辛口ジンジャーエール。中野市のカフェ・自転車屋さんでいただいたジンジャーエールに衝撃を受け、スーパーで買えるのかな?と思って探したところ普通に売ってました。

でも、むせ返るような刺激はちょっと少な目。カフェ・自転車屋さんで飲んだのはビンでしたが、今回はペットボトル。その違いかな?などとも思うのですがどうなんでしょう・・・


と、バーゼさんのドルチェとパンを堪能した一日となったのですが、翌日のランチにもバーゼさんのパンが登場(笑)

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パンの名前は忘れてしまったのですが、丸いパンで外側が固めで中はもっちり。生ハムをサンドしていただくと美味しいですヨ、と教えていただいたので、生ハムを乗せたオープンサンドにしていただきました。片方は刻んだトマトと玉ねぎにパルメゼンチーズとレモン汁を加えてオリーブオイルであえたものを乗せて。


最近イタリアで食肉用の豚の病気が発生して、イタリア産の生ハムが日本に入ってこないとの事。BASEさんは「それではハムも作ってしまおう」ということで島豚を一頭まるまる仕入れて生ハムの仕込みも始めたのだとか。凄いですね。これは食べに来なくては!と「いつ完成ですか?」とお聞きしたところ2年後だという回答が!う〜ん、先は長い。でも絶対食べに行くと決めている私なのでした。



Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
期間限定販売豆のお知らせです。

今月の限定豆は、北はカリブ海、南は太平洋に接する「パナマ共和国」のコーヒー豆になります。

先月後半に販売させていただいた天然酵母を加えて発酵させたコーヒー豆「フルッタ・メルカド」が個性たっぷりの豆でしたので、今月はスッキリ系の豆を・・・ということでパナマの豆を選択しました。

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ハートマン農園のコーヒー豆で、ウォッシュ精製の豆です。
ナチュラル精製の豆のような強いフルーティーな香りは望めませんが、特徴は後味スッキリ系の爽やかな酸味にあります。できれば粗挽きにしていただければ、より一層そのスッキリさをご堪能いただけるかと思います。


パナマ・ハートマン農園 ハイロースト(中炒り)

¥700/100g にて販売中です。


Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
30代の頃、妻と訪れたフランスのカンヌ。国際的な映画祭が開催される都市ということで有名な場所。私たちにとっても色んな思い出が詰まった場所です。

宿泊していたホテル(マジェスティックだったかな?)で朝食をいただくこともできたのですが、その日は地元のベーカリーでパンを買ってみようということになり、まだ朝早いカンヌの街へと出かけました。

ホテルでは英語が通じましたが、見つけたベーカリーのおばちゃんはフランス語しかわからない様子。仕方なくショーケースに並んだパンを指さして「ドゥ・シルヴプレ」(2つお願いします)といった感じで、最低限の単語で買い物を済ませました。

さっそく買ってきたパンをホテルの部屋で食べました。そこで食べたクロワッサン、日本の一般的なクロサッワンと比べるとかなり大きく、とてもしっとり。いつも食べているものはかじるとバリバリと崩れていくイメージがあったので、そのしっとりとしたクロワッサンはとても新鮮に感じました。


あのクロワッサンにまた出会いたいな・・・と思っていたのですが、ようやく記憶に近いものに出会いました。

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フランスに本店を構え、日本では神楽坂のお店が有名な「PAUL」

そこのクロワッサンを偶然にもいただくことができたのですが、これがまさにあの時のイメージにぴったり。つまりは大きくてしっとり。外側はパリッとしているのですが、中はしっとりとしていて、バターの味わいをしっかりと感じることができます。

きっとあの食感を出すためには大きさが重要なんだと再認識。例えば同じお店のくるみパンなんかでも、大きいものは中がしっとりしていて、小さいものはカリっとしていますもんね。だから大振りなPAULのクロワッサンはしっとりしているのだと思います。

ここでこのブログを読んだ皆様に勘違いしていただきたくないのは、このクロワッサンが一番美味しいよ〜と言っているわけではないこと。あくまで私たち夫婦の思い出の味に近いものを見つけましたということであります。

パリパリと崩れていくあのクロワッサンも美味しいし、PAULのしっとりクロワッサンも美味しい。そういう事です。でも、長いこと思い出のクロワッサンを探していた私たち夫婦の「クロワッサン探し」も、これでようやく一区切りついたという安堵。やっぱりあの味わいは確かにあったのだと、喜びあった私たち夫婦なのでありました。


このPAULのクロサッワン。新宿NEWoMANの2階のエキナカにも店舗があって、JRの改札から出なくても買い物ができるのだそう。
「特急あずさ」で新宿へ行ったら、ミライナタワー改札近くにあるPAULのNEWoMAN店のクロワッサンを買い求めてみるのもいいですよ。「十色珈琲さんが言ってた”思い出の味”ってこんな感じなんだね〜」と、ご家族や会社のご同僚の方たちとの話しのネタにしていただければ幸いです。