先日「栗の花のハチミツ」なるものを購入しました。粘度の高い濃厚なハチミツは、いかにも美味しそうだったのです。しかし・・・このハチミツ、かなりクセが強い。栗の花の香りがそのままハチミツにも残っています。トーストにかけたりヨーグルトにかけたりしたのでは、ちょっとクセが強すぎます。

購入したお店のHPによれば、ブルーチーズにかけて食すと美味しいのだとか。それならばさっそく挑戦しようということで、スーパーのおつとめ品のブルーチーズを入手してきました。世界三大ブルーチーズの１つである「ロックフォール」。これに「栗の花のハチミツ」をかけて食べます。



なるほど、栗の花特有のにおいが消えて、甘みだけがチーズにプラスされた感じで、ブルーチーズがまろやかな味に変りました。食べ合わせというのは面白いものですネ。メロンに生ハムだとか、きゅうりに梅だとか、絶妙な食べ合わせがたくさんあります。面白い食べ合わせを知っている方は、ぜひとも教えてください！

そしてチーズの後はソバ打ち名人Ａさんが打った手打ちソバ！なんとも節操のない我が家の夕食なのでありました。いつも打ちたての美味しいおソバを届けてくださるＡさんに感謝です。美味しくいただきました。

何年か前に行った蕎麦屋さんで、行者ニンニクの茎を醤油漬けにしたものを出してもらったことがあります。ニンニクの味なんだけれどもニンニクではないこの山野草、いつかは自分でも育ててみたいと思っておりました。

昨年念願かなって行者ニンニクを２株ほど植えてみました。１年が経過して、今年は花芽がニョキニョキと伸びてきて、球形に拡がった白い花をつけました。

しかし、たった２株ほどでは食すわけににもいかず・・・。我が家で行者ニンニクを食べられるようになるには、あと何年くらい待てばいいことやら。

紫蘭を、もうちょっとアップで。
自然が生み出す造形の複雑さに感動。

一昨年に１株だけ植えた紫蘭。昨年は３株に増えて、今年は６株に増えました！

紫蘭は栽培も簡単で、日向・日陰を問わずに育てられますので、初夏の彩りにもう１色欲しいな・・・なんて考えている方にはオススメの植物です。

５月の味覚と言えば、木曾地方の名物「朴葉巻」。シンプルに旬を閉じ込めた日本の味覚。素晴らしいですね。暖かな陽気に誘われて、片道40kmの道のりをのんびりドライブしながら、朴葉巻を買いに行ってきました。

たくさんのお店で購入できますが、私はこの朴葉巻の存在を教えてくれたＨさんオススメの「宝来屋」さんのモノしか食べたことがないので、どの店のものが美味しいとかいう判断はできません。そんなワケで、今日も宝来屋さんへ行ってきました。

定番の「つぶあん」が美味しいのはもちろんですが、意外に家族にウケが良かったのは「白みそくるみあん」。みその風味と朴葉の香りがとてもよく調和した味でした。

ここ数日、我が家の庭にやってくる野鳥がいます。親鳥がエサを運んできては、口移しでヒナ鳥にエサを与えています。そうやって巣から連れ出してエサを与えるようにして、ヒナ達の飛行訓練をしているのでしょうネ。

写真では分からないのですが、羽を拡げると鮮やかな帯状の黄色が印象的な鳥です。野鳥に詳しい常連様のＩさんに聞いてみたところ「おそらくヒワでしょう。」とのこと。ネットで調べてみるに、どうやら「カワラヒワ」のようです。

いよいよエチオピア産のモカも在庫が無くなりました。なんとかやりくりして少量ずつ仕入れてきましたが、それも困難な状況になっています。店頭に最後のモカを並べましたので、入手しておきたいお客様はお早めに。

まだまだ探せばある所ににはあるのですが、品質も含めたバランスを維持するのは困難です。私は「モカ」というブランド名が欲しいわけではなくて、あくまで品質の高い美味しい珈琲豆を提供したいのですから、無理に入手することはやめることにいたしました。

モカの代わりに、何か新しい豆を仕入れないといけないのですが、これがまた悩ましいところ。先日、期間限定で販売させていただいたボリビアの珈琲がとても美味しかったので、通常のラインナップに加えたいところですが、そうするとアフリカ大陸の豆がなくなってしまいます。

アフリカの珈琲ということになると、キリマンジャロ山麓のタンザニア産かケニア産が定番です。キリマンジャロ系も、しばらく取り扱いしておりませんでしたので、それもアリかな？などと考えております。

いずれにしても、当面はモカの入庫の目処がたっておりませんので、その点、ご了承いただきたく存じます。

オダマキの花は大好きな花の１つです。

花の付け根の細長い部分（距）がスーッと伸びて、クルクルッと丸まって・・・。それはちょうちんアンコウを連想させたり、または宇宙人の頭についている触覚（？）を連想させたり・・・。

青や紫の花のオダマキもありますが、やはり白が一番可憐な感じで素敵ですね。

今週の金曜日（５/１５）は第３金曜日ですので、当店はお休みとなります。１５日、１６日と連休させていただきますので、何卒ご了承願います。

庭のズズランがちょうど見ごろです。「純白というのは、こういう色を言うんだろうなあ・・・」と、スズランの花を見る度に思うのでした。

今日もそろそろお店を閉めようか・・・という時間に、ICHiEのパティシエールであるYasumiさんが訪ねて来てくれました。そして素晴らしいサプライズ！当店の６周年を祝ってくれるスペシャルなタルトをプレゼントしてくれたのです！言葉に表せないくらい嬉しかった我が夫婦です。もちろんお味は感動的な美味しさでありました。Yasumiさん、ありがとう！



この５月で、当店も開店６周年を迎えました。ある意味、５周年の時よりも、個人的にはとても思い入れのある数字が「６周年」です。何故かというと、私がこの店を始めるまでに在職した各企業の、どの在職期間よりも長い数字になるからです。

大学を出て就職した初めての会社。松本に本社があるソフトウェア会社の東京支社での勤務。配属されて数週間で「何でこんな仕事を選んでしまったのだろう」と後悔したものです。それでも少しでも自分の性格に合った部署への転換を申し出たりして悪あがきした結果、気がつけば５年間という期間を過ごすことになりました。

嫌でたまらなかった仕事ですが、５年間で学んだものは意外と大きく、気が付けば身に付いたスキルで転職をしようなどという気になっていました。もっと大きな世界を見てみたい、もっとサラリーだって高望みしてみたい、そういった２０代後半に差し掛かった自分の「欲」が、自分を動かしました。

そして長野県にＵターンすることを決意するまで在籍した外資系ソフトウェア会社。その会社で６年間を過ごしたのです。一気にインターネット社会が膨張しつつあった90年代の後半からミレニアムを挟んだ数年間、それは私にとっても激動の数年間でした。楽しいこと、つらいこと、様々な思い出がギュッと詰まった６年間です。

そんな自分のどのキャリアよりも長い時間を過ごすことになったウサギ小屋での焙煎生活。もちろんその時間を支えてきてくれたのは、たくさんの素晴らしいお客様たちの存在です。これからもそのお客様たちを裏切らないように努力し、１０周年、２０周年を迎えられるといいナ・・・と思っております。

母に頼み込んで、クマガイソウの株を分けてもらったのは、もう５〜６年前のことになるでしょうか。けれども我が家のクマガイソウはなぜか花をつけてくれず、半ばあきらめておりました。ところが、今年ようやく花芽をつけているのを発見！その時のうれしさといったら・・・



初めてクマガイソウの花を見たとき、てっきり食虫植物だと思いました。本当はラン科の植物だそうです。

根がエビの形に似ているから「エビネ」という名前が付けられたそうですが、こやって見ていると、花の形も何だかエビのように見えてくるのは私だけでしょうか？

みなさん楽しいＧ・Ｗを過ごせたでしょうか？私は店では豆を焼き、家ではパンを焼き、と、いつもと何ら変らない日々を過ごしました。後半は生憎の雨模様となってしまい、予定していたイベントに「水を差された」方も多かったに違いありません。私も毎朝の庭の散策ができずに、ストレスのたまった数日間でありました。

昨日あたりからテッセンが開花しております。この紫の色！別にソフトウェアで画像処理をしているワケでも何でもありあせん。自然が生み出す色の豊かさには毎回驚かされるばかりです。

ＥＴＣ効果で、松本平の各インターチェンジもかなり渋滞している模様。みなさんＧ・Ｗを楽しまれているご様子。十色珈琲はＧ・Ｗも営業していますヨ〜！