たくさん買い込んだ紅玉でしたが、やれジャムだケーキだと毎日のように使っていたら、あっという間になくなってしまいました。味の違いも確かめたかったので、スーパーで購入してきた「シナノスイート」を使ってリンゴのケーキを作ってみました。



判定結果。
ケーキにするなら紅玉の方が断然おいしい！
やっぱり・・・

その葉はとてもか細く、夏の間は存在さえ忘れてしまうくらいの我が家のイワシャジン。忘れた頃に可憐な紫色の釣鐘状の花を咲かせます。鮮やかな花が少なくなるこんな季節だから、その小さな紫が愛しくなるのです。

栃木の母からのお土産。
小豆島産のオリーブで作ったエクストラバージン・オイルと、オリーブの葉が入ったハーブ・ソルト。実は以前から、機会があれば試したいと思っていた小豆島産のオリーブオイル。意外なところから我が家にやってきました。



貴重なオリーブオイルですから、調理用に使うにはもったいない。ソースとして使うには、サラダはもちろんのこと、「カルパッチョ」「ブルスケッタ」などがすぐに頭に浮かんできます。でも、「今すぐ使いたい！」。ということで、私の昼食に何か使ってみることにしました。

昨晩のおかずにした「ゆで鶏」を作ったときの「ゆで汁」があまっていましたので、これに冷凍ゴハンをチンして加えて、ニンジンのみじん切りを加えて煮立てます。味付けはもちろん小豆島産オリーブの葉が入ったハーブ・ソルト。岩塩にオニオンやマジョラムなども入っていますので、スープ系にはきっと合うはず。

皿に移したら、水菜を刻んだものと、昨晩の残りものの「ゆで鶏」を刻んだものをトッピング。そして仕上げはもちろん小豆島のエクストラバージンオイルを回しかけます！これで、「なんちゃってリゾット」の完成です。



残り物で作った簡単ゴハンも、素材が良いだけに味は申し分なし。何の化学処理もされていない、実を絞っただけのオイルですから、これは本当に贅沢な一品であります。(本当に実を絞っただけの上質なオリーブオイルって、なかなか手に入りません。エクストラバージンといっても、ピンキリです・・・）

小豆島、自分もいつかは絶対に行きたい！
もちろんその際は広島にも寄って、マツダスタジアムで広島カープの応援をするのであります。

我が家のおやつの定番になりつつある「カカオチョコ・ベーグル」。

ベーグルの成型にはいくつかの方法があります。今までは片方の隅っこを平たくつぶして、それをもう片方の隅に巻きつけて成型する方法を採っていました。これだと継ぎ目があまり目立ちませんし、きれいな丸いリング状を保ちやすいのです。

しかし今回は、あえてリング状にこだわらずに作ってみようと思い、違う方法で成型してみました。棒状に伸ばした生地の両端をとんがらせて、片方の隅を、もう片方の隅に載せるだけ。もちろん、今までの方法よりもこちらの方が簡単です。



丸いリング状にきれいに成型するのもいいですが、こうやって形に「動き」が出てくるのも面白しろい。こちらの方が「手作り感」が増すような気もします。

せっかく紅玉が手に入る時期なので、ジャム以外にも美味しいモノができないかな？と思案したのですが、やはり真っ先に思いつくのは「りんごタルト」でありましょう。しかし、タルトは以前から作りたいモノの１つではありましたが、タルト生地は難しそう・・・というイメージがありますので、手を出さずにいたのでした。

「タルトってもっと簡単にできないのかな？」などと思いネットで検索してみたら、簡単なレシピのものを発見しました。「これなら自分にも作れるゾ！」ということで、さっそく試作です。



レシピの通りだと、自分が調達してくる材料を使い切ることができないことが多く、結局、最初から自分流に量を変えてしまう私の悪いクセ。イケナイとわかってはいるのですが、いろんなまわり道をするのも大事だというのが持論なので、今回も分量は勝手にアレンジしました。



一般的なタルトは「クッキー生地」ですからサクサクした感じですが、これはどちらかというとフィナンシェ等と同じような材料の配合ですので、仕上がりもそんな感じ。イメージしているタルトとは違う食感なのですが、これはこれでとても美味しい。何よりも簡単なことがうれしい！材料を仕込むところからケーキの焼き上がりまでが１時間あればできてしまいます。ベーグルを作ることに比べれば、何ということもありません。これから我が家の食卓に頻繁に上ることになりそうです。しかし、アーモンド・プードルってどうしてこんなにお値段が高いのか・・・（涙）。

*** 覚え書き（１５ｃｍのケーキ型用）***
・りんご　小粒で１個
・アーモンドプードル 50g
・小麦粉 30g
・砂糖 60g
・バター 80g
・たまご　１個（約50g)
・生クリーム 50cc

今日は定休日でしたので、映画を鑑賞してきました。
観てきた映画は「クレイジー・ハート」。



夏休みに子供たちと「借り暮らしのアリエッティ」を観にいった時、ロビーにクレイジー・ハートの告知用のチラシが置いてあって、偶然それを手にしたのですが、その時に「どうしても観たい！」と感じた作品です。あれから待つこと２ヶ月、ようやく地方都市・松本にも本作の上映が回ってきたのでした。

ストーリーはというと、「かつての人気カントリー・ミュージシャンのバッド・ブレイクは57歳となり、酒に溺れて結婚と離婚を繰り返すという自堕落な生活を送っていた。そんな彼のもとにある日、若い女性ジャーナリストのジーンが訪れる・・・」（Wikipediaから引用）といった内容です。

主役の老いぼれシンガー「バッド・ブレイク」を演じるのはジェフ・ブリッジス。本作品での演技で、アカデミー賞の「主演男優賞」を受賞しています。調べてみたら、ジェフ・ブリッジスは過去にアルバムを出したことがあるくらい歌には実力がある俳優さんらしいですが、それにしても本作でのハマリ方は尋常ではなくて、本当に実在するミュージシャンだと言われてもまったく疑う余地のないくらいの素晴らしい快演です。

シンガー「バッド・ブレイク」が愛することになる女性「ジーン」を演じるのは、マギー・ジレンホール（近年の出演作は「ダークナイト」のレイチェル役）。ジェフ・ブリッジスが相手役に指名したというだけあって、息のぴったりあった演技で、本作品をよりリアリティのあるものにするのに一役かっています。

バッド・ブレイクが地方の古びた酒場でウイスキーをあおりながら歌う姿は、何とも言えずかっこいい。自分が５０代も終盤に差しか掛かった時に、あんなにカッコイイ男でいられるワケもありませんが、オトコというヤツは、いつでもそんな姿に陶酔してしまう馬鹿な生き物なのであります。

派手なアクションがあるわけでもありません。とびきりのスターが出演しているわけでもありません。若い人が観ても何も共感できるものはないかも知れません。それでも、音楽を愛し、ゆっくりと人生というヤツを噛み締めてみたい方には、ぜひとも観ていただきたい作品です。

（＊）松本地方での公開は、残念ながら本日で終了してしまいましたが、11月26日にDVDがリリースされるようです。気になる方はぜひともDVDでご鑑賞ください。

明日１０月１５日（金）は、第３金曜日ですので、当店の定休日となります。
１５日（金）、１６日（土）と連休になりますので、ご了承のほど何卒よろしくお願いいたします。

前回、普通に煮詰める方法で作ったら、水分があまりに少なくなってしまったので、今回はまったく違うアプローチをしてみました。

水分を減らさないようにしたければ、水分を逃がさなければいいワケですから、今回は鍋のフタをしたままで煮ていきます。煮立ったら火を止めて放置するということを３回ほど繰り返して、１２時間かけて煮詰めました。

柔らかく仕上げるために、今回は皮は剥いて。剥いた皮はリンゴの量の１割の水で、別に煮立てます。鮮やかな赤い煮汁ができますので、これをリンゴを煮ている鍋へ。砂糖はリンゴの量の３割ほど使用しました。



水分を蒸発させず、さらに皮を煮た煮汁を足したことで、ビシャビシャな仕上がりになることを心配しましたが、仕上がりはバッチリでした。リンゴが持つ天然の凝固成分「ペクチン」のチカラは偉大です。
今回はクチ一杯まで詰めたビンが３つできました！

松本城下でおこなわれている「そば祭り」にでも行こうかな・・・と考えていたのですが、朝から生憎の雨降り。さすがに雨の中、冷たいソバをすする気にもなれないので、家でジャムを作ることにしました。

りんごは昨日のうちに買い求めておいた「紅玉」を使用します。紅玉は栽培農家も減ってきている上に、収穫できる期間も短いとあって、この時期を逃すと手に入らなくなってしまいます。酸味が程よくありますので、お菓子作りには最適なりんごです。



鍋いっぱいだったリンゴがジャムにしたら２ビン程度になってしまいました・・・。
煮詰め過ぎたのかな？



次回は作り方をちょっと変えてみることにします！

先日久しぶりに焼いたベーグルが今ひとつの出来だったので、今日はいくつかのポイントに修正を加えて、再びカカオチョコベーグルを焼きました。

結果、今日のは美味しい！
皮がバリッとしていて、中はもっちり。
やっぱりベーグルはこうでなくてはいけません。



水の量とドライイーストの量を若干減らして、ココアパウダーも10gから5gに減らしました。色付きが思ったよりも薄かったので、ココアパウダーの量は従来どおりの方が良さそうです。

水分量などもちょこっと変えてみたワケですが、前回の失敗の主な原因は、私が予想するに生地の「過発酵」が原因ではないかと考えています。今までパンを焼いてきて、「過発酵」になった時のパンときたら、それはもうひどいモノが出来上がるのです。「過発酵」に比べれば、発酵が足りない方がよほどマシです。（と、勝手に自分は思っているのですが、本当かな？）

失敗は成功のもと。
いつものように、その言葉をおまじないのようにブツブツと念じる私なのでありました。

この２年間、３日〜４日置きのペースで、我が家の朝食用の食パンを焼いていたのですが、この夏の「酷暑」でそのルーチンをすっかり放棄してしまいました。もちろん、ベーグルも然りです。

１０月に入ってすっかり涼しくなったのですが、いったん放棄した作業を取り戻すのはなかなか難しく、「せめてオヤツ用のベーグルくらいは焼こう」と気持ちを奮い立たせて、今日は本当に久しぶりにカカオチョコベーグルを焼きました。



しかし、出来上がりは今ひとつ・・・。
茹でる前の段階で生地がゆるい感じでしたし、焼き上がりも高さがでていない。生地のパリッと感が足りなくて、ベーグルらしい食感が足りませんでした。粉や水分の分量は以前と同じハズなのですが・・・。またまた１から出直しです。




リビングの窓を開けると、キンモクセイの香り。
自然の芳香剤に包まれて、何とも言えない贅沢な気分です。

ついつい甘いものに手が出てしまうアブナイ季節には、洋菓子だけではなくて、和菓子にも注意が必要です・・・。

今日のおやつは、お客様からいただいた栗蒸し羊かん！
羊かんをくださったＩさんは、いつも笑顔を絶やすことがなくて、周りの人たちをも笑顔にしてしまう、そんな方。
Ｉさんの笑顔に感謝しながら、栗蒸し羊かんをいただきました。



美味しいものを食べると、自然と笑顔になってきます。
私も、皆が笑顔になるような珈琲豆が焼けるように、精進しなくては！

１０月に入って俄然高まってくるのが「食欲」であります。
おなか一杯食べたはずなのに、「食後にちょっとだけ甘いものを・・・」なんていう誘惑に逆らうことはできず、ついつい甘いものに手が出てしまうアブナイ季節です。

パティスリー＆カフェ「ICHiE」さんの「シャテニエ」。
すべて栗素材で仕上げたという、秋にぴったりの一品。
リスのチョコレートが可愛い・・・



今日から「ロールケーキ」の販売も始められたようです。
生クリームの真ん中に、バニラビーンズ入りのカスタードが入っていて、ICHiEさんらしい味に仕上がっております。
ロールケーキは、食べる人の人数を問わず好きな数にカットできるので、家族の団欒にはもってこいですね。もちろん人数が多ければ、１人分のケーキは薄〜くなっていくワケでありますが・・・（涙）。



あまり知られておりませんが、10月１日は「コーヒーの日」に認定されております。
ようやく涼しくなって、コーヒーがよりいっそう美味しくなるということで、コーヒー業界がこの日を「コーヒーの日」にしよう！ということで申請したらしいです。何年くらい前からあるのかは知りませんが・・・

うなぎを食べる「丑の日」や、チョコレートを贈る「バレンタインデー」なんかに比べれば、誰も知らない地味な「コーヒーの日」なのでありますが、バレンタインみたくすごい勢いでコーヒー豆を買いにきていただいたとしても、当店のような小さな店では、その特需に対応できる能力がございませんので、それはそれでいいのかもしれません。

今日もいつもとまったく変わらず、マッタリとした当店なのでした。

今日から１０月。
夏の間ご好評をいただいてきましたアイスコーヒー用に焙煎した「オーバーフレンチ」ですが、店頭での販売はしばらく休止とさせていただきます。

まとまった量のご注文や、喫茶店様などから注文が入った時は、たま〜に店頭に並ぶこともありますので、オーバーフレンチをホットでも召し上がっていらっしゃる「苦党」の方はその都度ご確認くださいませ。

今月から来年の６月くらいまでは「不定期焙煎」ということになりますが、「焼いた時は教えて欲しい」という方がいらっしゃいましたらご連絡ください。メールにてご案内差し上げるようにいたします。